Interstage Application Server 運用ガイド
目次 索引 前ページ次ページ

第4章 メンテナンス(資源のバックアップ/他サーバへの資源移行/ホスト情報の変更)> 4.1 資源のバックアップとリストア> 4.1.2 バックアップ手順(管理対象サーバおよびスタンドアロンサーバの場合)

4.1.2.22 InfoDirectory資源のバックアップ

 InfoDirectoryを使用している場合のInfoDirectory資源のバックアップ手順について説明します。

■バックアップコマンド

 InfoDirectory資源のバックアップは、以下のコマンドを使用します。

C:\Interstage\ID\DIR\bin\odsidbkup.exe
C:\Interstage\ID\MGR\bin\odsmgrbkup.exe

/opt/FJSViddsa/bin/odsidbkup
/opt/FJSVdirs/bin/odsmgrbkup

 コマンドの使用方法の詳細については“InfoDirectory使用手引書”の“付録 コマンドリファレンス”の“運用系コマンド”を参照してください。コマンドのメッセージについては、“付録 メッセージ一覧”の“メッセージ一覧(コマンド)”を参照してください。

■バックアップ方法

 DSAの作成ディレクトリがC:\DBDB\dsa、バックアップ先ディレクトリがX:\Backup\IDの場合の操作例を以下に示します。

1.odsidbkupコマンドを使用して、DSAをバックアップします。
  odsidbkup -o "C:\DBDB\dsa" -b "X:\Backup\ID\dsa"

2.odsmgrbkupを使用して管理クライアントの定義ファイルをバックアップします。
  odsmgrbkup -b "X:\Backup\ID"

 DSAの作成ディレクトリが/DBDB/dsa、バックアップ先ディレクトリが/Backup/IDの場合の操作例を以下に示します。

1.odsidbkupコマンドを使用して、DSAをバックアップします。
  odsidbkup -o "/DBDB/dsa" -b "/backup/id/dsa"

2.odsmgrbkupを使用して管理クライアントの定義ファイルをバックアップします。
  odsmgrbkup -b "/backup/id"

■注意事項

 DSAのバックアップを行う場合は、必ずDSAを停止してから行ってください。
 odsidbkup、odsmgrbkuコマンドで指定するパスはフルパスを指定してください。


目次 索引 前ページ次ページ

Copyright 2006 FUJITSU LIMITED