Interstage Application Server 運用ガイド
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第4章 メンテナンス(資源のバックアップ/他サーバへの資源移行/ホスト情報の変更)> 4.1 資源のバックアップとリストア> 4.1.2 バックアップ手順(管理対象サーバおよびスタンドアロンサーバの場合)

4.1.2.13 Interstage シングル・サインオン資源のバックアップ

 Interstage シングル・サインオン資源のバックアップ手順について説明します。

■バックアップ方法(リポジトリサーバの資源)

 Interstage シングル・サインオンのリポジトリサーバの資源をバックアップする場合について説明します。

 バックアップ先パスがX:\Backup\ssoatcsvの場合の操作例を以下に示します。

1.バックアップ用ディレクトリを作成します。
  mkdir X:\Backup\ssoatcsv

2.xcopyコマンド(またはエクスプローラ)を使用して、リポジトリサーバの資源をバックアップ用ディレクトリにコピーします。
  xcopy /E /I C:\Interstage\F3FMsso\ssoatcsv\conf X:\Backup\ssoatcsv\conf


 バックアップ先パスが/backup/FJSVssosvの場合の操作例を以下に示します。

1.バックアップ用ディレクトリを作成します。
  mkdir /backup/FJSVssosv

2.cpコマンドを使用して、リポジトリサーバの資源をバックアップ用ディレクトリにコピーします。
  cp -rp /etc/opt/FJSVssosv/conf /backup/FJSVssosv

■バックアップ方法(認証サーバの資源)

 Interstage シングル・サインオンの認証サーバの資源をバックアップする場合について説明します。

 バックアップ先パスがX:\Backup\ssoatcagの場合の操作例を以下に示します。

1.バックアップ用ディレクトリを作成します。
  mkdir X:\Backup\ssoatcag

2.xcopyコマンド(またはエクスプローラ)を使用して、以下の認証サーバの資源をバックアップ用ディレクトリにコピーします。
  xcopy /E /I C:\Interstage\F3FMsso\ssoatcag\conf X:\Backup\ssoatcag\conf

3.xcopyコマンド(またはエクスプローラ)を使用して、以下の認証サーバの資源(ディレクトリ)をバックアップ用ディレクトリにコピーします。
  xcopy /E /I C:\Interstage\F3FMsso\ssoatcag\pub\template X:\Backup\ssoatcag\template

 バックアップ先パスが/backup/FJSVssoacの場合の操作例を以下に示します。

1.バックアップ用ディレクトリを作成します。
  mkdir /backup/FJSVssoac

2.cpコマンドを使用して、以下の認証サーバの資源をバックアップ用ディレクトリにコピーします。
  cp -rp /etc/opt/FJSVssoac/conf /backup/FJSVssoac

3.cpコマンドを使用して、以下の認証サーバの資源(ディレクトリ)をバックアップ用ディレクトリにコピーします。
  cp -rp /etc/opt/FJSVssoac/pub/template /backup/FJSVssoac

■バックアップ方法(業務サーバの資源)

 Interstage シングル・サインオンの業務サーバの資源をバックアップする場合について説明します。

 バックアップ先パスがX:\Backup\ssoatzagの場合の操作例を以下に示します。

1.バックアップ用ディレクトリを作成します。
  mkdir X:\Backup\ssoatzag

2.xcopyコマンド(またはエクスプローラ)を使用して、以下の業務サーバの資源をバックアップ用ディレクトリにコピーします。
  xcopy /E /I C:\Interstage\F3FMsso\ssoatzag\conf X:\Backup\ssoatzag\conf

3.xcopyコマンド(またはエクスプローラ)を使用して、以下の業務サーバの資源(ディレクトリ)をバックアップ用ディレクトリにコピーします。
  xcopy /E /I C:\Interstage\F3FMsso\ssoatzag\pub\template X:\Backup\ssoatzag\template

 バックアップ先パスが/backup/FJSVssoazの場合の操作例を以下に示します。

1.バックアップ用ディレクトリを作成します。
  mkdir /backup/FJSVssoaz

2.cpコマンドを使用して、以下の業務サーバの資源をバックアップ用ディレクトリにコピーします。
  cp -rp /etc/opt/FJSVssoaz/conf /backup/FJSVssoaz

3.cpコマンドを使用して、以下の業務サーバの資源(ディレクトリ)をバックアップ用ディレクトリにコピーします。
  cp -rp /etc/opt/FJSVssoaz/pub/template /backup/FJSVssoaz

■バックアップ方法(Javaアプリケーション)

 Interstage シングル・サインオンのJavaアプリケーションの資源をバックアップする場合について説明します。

 バックアップ先パスがX:\Backup\ssoatzag\javaの場合の操作例を以下に示します。

1.バックアップ用ディレクトリを作成します。
  mkdir X:\Backup\ssoatzag\java

2.xcopyコマンド(またはエクスプローラ)を使用して、Javaアプリケーションの資源をバックアップ用ディレクトリにコピーします。
Javaアプリケーション格納ディレクトリがC:\Interstage\F3FMsso\ssoatzag\sampleの場合
  xcopy C:\Interstage\F3FMsso\ssoatzag\sample\Javaアプリケーション資源ファイル X:\Backup\ssoatzag\java (注)

 バックアップ先パスが/backup/FJSVssoaz/javaの場合の操作例を以下に示します。

1.バックアップ用ディレクトリを作成します。
  mkdir /backup/FJSVssoaz/java

2.cpコマンドを使用して、Javaアプリケーションの資源をバックアップ用ディレクトリにコピーします。
Javaアプリケーション格納ディレクトリが/home/jaas/sampleの場合
  cp /home/jaas/sample/Javaアプリケーション資源ファイル /backup/FJSVssoaz/java (注)

注)

 Javaアプリケーションを開発する場合にバックアップしてください。
 Javaアプリケーション資源ファイルとは、ユーザ指定の任意のディレクトリ配下にある以下のファイルです。

■注意事項


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