Interstage Application Server 運用ガイド
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第2章 マルチサーバ管理機能> 2.9 プロビジョニング機能(Systemwalker Resource Coordinator連携)

2.9.2 運用モデル

 プロビジョニング機能を使用する運用環境について説明します。

■ サーバ構成

 プロビジョニング機能を使用する場合、Interstage Application Serverを、以下のサーバ構成で配置します。

 管理サーバから管理する管理対象サーバ群を“サイト”と呼びます。

■ ネットワーク構成

 プロビジョニング機能を使用する環境では、業務用のLANと管理用のLANを用意します。最大構成では以下のようなネットワーク環境を構築して運用します。

 DMZやイントラネットに業務を運用する管理対象サーバを配置し、運用管理ネットワークに管理サーバを配置します。管理サーバから管理対象サーバの管理を行います。
 以下にサイトの環境構築例(モデル図)を示します。

 サーバグループを構成するサーバ群は、ブレードサーバのみが対象となります。


プロビジョニング機能では、IPアドレスにIPv6を使用できません。

■ 運用モデル

 プロビジョニング機能は、以下のような業務運用モデルで使用できます。

ワークユニット

配置パターン

階層1

(サーバグループ)

階層2

(サーバグループ)

階層3

(サーバグループ)

IJServer

Webサーバ
Servletコンテナ
EJBコンテナ

Webサーバ
Servletコンテナ

Webサーバ

Servletコンテナ

Webサーバ

Servletコンテナ
EJBコンテナ

Webサーバ
Servletコンテナ

EJBコンテナ

Webサーバ

Servletコンテナ

EJBコンテナ

EJBコンテナ

CORBAワークユニット

CORBAアプリケーション

IJServerとCORBAワークユニットの混在

Webサーバ
Servletコンテナ
CORBAアプリケーション

Webサーバ
Servletコンテナ

CORBAアプリケーション

Webサーバ

Servletコンテナ

CORBAアプリケーション

Webサーバ

Servletコンテナ

CORBAアプリケーション

 なお、プロビジョニング機能を使用する場合、共存サーバを管理対象サーバとして使用できません。


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