Interstage Application Server 運用ガイド
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第2章 マルチサーバ管理機能> 2.4 サイトの構築> 2.4.2 サイトの構成変更

2.4.2.6 サイトからのサーバ削除

 サイトからサーバを削除する手順について説明します。

[手順]

  1. Interstage管理コンソールへのログイン
    管理サーバのInterstage管理コンソールにログインします。
  2. サイトからのサーバ削除操作
    Interstage管理コンソールの
    [統合管理] > [Interstage管理コンソール] > [Interstage Application Server] > [一覧]
    で、削除するサーバを選択し、[削除]ボタンを押下します。
    サーバの削除方法の選択画面が表示されますので“削除”を選択し、[実行]ボタンを押下します。
    なお、本操作により削除できるサーバは、以下の2種類です。

 何らかの原因によりサイトからのサーバの削除に失敗し、強制的に管理対象サーバを削除する必要がある場合や、管理サーバがダウンしている状態で強制的に管理対象サーバを削除したい場合などは、サーバの強制削除を行います。強制削除を行う場合には、以下の手順を実施してください。

[手順]

  1. Interstage管理コンソールへのログイン
    管理サーバのInterstage管理コンソールにログインします。
  2. サイトからのサーバ削除操作
    Interstage管理コンソールの
    [統合管理] > [Interstage管理コンソール] > [Interstage Application Server] > [一覧]
    で、削除するサーバを選択し、[削除]ボタンを押下します。
    サーバの削除方法の選択画面が表示されますので“強制削除”を選択し、[実行]ボタンを押下します。
  3. 管理対象サーバ側の情報削除
    サイトからのサーバ強制削除を行った場合には、管理対象サーバ上に、サイト情報が残ります。当該管理対象サーバ上でisleavesiteコマンドを実行してサイト情報を削除します。

    > isleavesite -f

 以下にサイトからのサーバ削除操作時に注意すべき点を機能ごとに説明します。使用している機能に応じて確認してください。

■ Interstage

 他サーバから、ネーミングサービスやインタフェースリポジトリを参照されているサーバを削除する場合には、事前に参照元のサーバを削除してからサーバ削除操作を行ってください。


 サーバグループに所属しているサーバは、サイトから削除できません。サーバグループに所属しているサーバを削除する場合には、そのサーバを、サーバグループから削除し、リザーブサーバにしてから上記の操作で削除してください。

■IJServer

 サイトからサーバを削除した場合は、Webサーバとワークユニットを同一マシンで“運用しない”構成となります。
 サイトからサーバを削除した後にWebサーバとワークユニットを同一マシンで“運用する”場合は、スタンドアロンサーバのInterstage管理コンソールで、[システム] > [環境設定]タブ > [Servletサービス詳細設定] > [Webサーバとワークユニットを同一のマシンで運用する]で[運用する]を選択します。
 Webサーバとワークユニットを同一マシンで“運用しない”場合の詳細については、“J2EEユーザーズガイド”の“Servletサービスの運用準備”の“IJServerとWebサーバを分離して運用する場合の手順”を参照してください。
 サイトから削除したサーバを再度サイトに追加する場合には、“サイトの構築手順”の“サーバグループ/単体運用の管理対象サーバを運用する環境の構築”に記述された手順に従ってサイトに追加してください。

 IJServerの構成要素の一部が配置された単体運用の管理対象サーバを削除することはできません。該当するIJServerを削除してから、管理対象サーバの削除を実施してください。


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