Interstage Application Server 運用ガイド |
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第2章 マルチサーバ管理機能 | > 2.2 マルチサーバ管理の操作機能 |
一括操作時異常が発生した場合のその後の操作について説明します。
基本的な動作は以下のようになります。
前回操作 |
結果 |
次回可能操作 |
作成・更新・配備・配備のリトライ |
一部失敗 |
作成・更新・配備・配備のリトライ。前回失敗した管理対象サーバのみが実行します。 |
起動などの運用操作。前回成功している管理対象サーバのみが実行します。 |
||
全部失敗 |
作成・更新・配備・配備のリトライ |
|
削除・配備解除 |
一部失敗 |
停止・配備解除・削除 |
全部失敗 |
停止・配備解除・削除 |
以下にIJServerを例にとって説明します。
定義変更を含む一括操作とはIJServerの新規作成、更新、配備、配備のリトライ操作を指します。これらの一括操作に一部の管理対象サーバのIJServerで失敗した場合、各管理対象サーバのIJServerごとに、成功または失敗の状態になっています。この状態のままで、IJServerの起動などの運用処理を行うと、成功状態になっている管理対象サーバのIJServerのみが運用処理を実行します。
本環境を復旧する場合には、再度、新規作成、更新、配備、配備のリトライ操作を行ってください。
なお、この状態のままで再度新規作成、更新、配備、配備のリトライ操作を実行すると、前回操作に失敗した管理対象サーバのIJServerのみが操作を実行します。詳細は“Interstageの環境構築”を参照してください。
定義変更を含む一括操作とはIJServerの新規作成、更新、配備、配備のリトライ操作を指します。これらの一括操作にすべての管理対象サーバで失敗した場合、すべての管理対象サーバのIJServerが失敗の状態になっています。この状態では運用操作はできません。再度新規作成、更新、配備、配備のリトライ操作を実行し、IJServerを復旧してください。詳細は“Interstageの環境構築”を参照してください。
削除または配備解除の一括操作に失敗した場合、そのサーバグループのIJServerに対しては、停止または削除処理のみが実行可能です。起動や配備処理などはできません。
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