Interstage Application Server 運用ガイド
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第2章 マルチサーバ管理機能> 2.2 マルチサーバ管理の操作機能

2.2.6 管理対象サーバにおける運用操作について

 サイトに所属する管理対象サーバの運用管理は、通常、管理サーバのInterstage管理コンソールにログインして行いますが、以下のような方法で、管理対象サーバを直接操作することもできます。

 この場合、統合管理機能と同じように、Interstage管理コンソールやコマンドによる運用操作(起動や停止など)は行えますが、定義の更新を伴う操作(定義更新や新規作成など)は行えません。
 Interstage管理コンソールで使用できる機能については、統合管理機能と同様ですので、“統合管理機能”を参照してください。
 また、管理対象サーバで使用できないコマンドは、以下のとおりです。

(*1):CORBAワークユニットに対する操作時のみ、操作が抑止されます。

(*2): -dオプションを指定していない場合に、操作が抑止されます。

 これらのコマンドを、管理対象サーバ上で実行する必要がある場合には、環境変数IS_SSV_DEFOP_LOCKに“off”を指定することで、環境変数が有効な期間、実行が可能となります。
 コマンドの詳細は、“リファレンスマニュアル(コマンド編)”を参照してください。

 サーバグループに所属する管理対象サーバ上でコマンドを実行する場合には、サーバグループに所属する全サーバで、同様のコマンドを実行し、Interstageの運用環境が均一になるようにしてください。


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