Interstage Application Server 運用ガイド |
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第2章 マルチサーバ管理機能 | > 2.2 マルチサーバ管理の操作機能 |
マルチサーバ管理機能が出力するメッセージの見方について説明します。
通常、メッセージは、以下の形式で出力されます。
ラベル: エラー種別: メッセージ番号: メッセージ内容
管理サーバのInterstage管理コンソールにログインし、Interstageの操作を行った場合、Interstage管理コンソールには、以下のいずれかの形式のメッセージが出力されます。
[発生日時 発生管理対象サーバ名] ラベル: エラー種別: メッセージ番号: メッセージ内容
[発生日時 発生サーバグループ名] ラベル: エラー種別: メッセージ番号: メッセージ内容
[発生日時] ラベル: エラー種別: メッセージ番号: メッセージ内容
これらのメッセージは以下の意味を持っています。
管理サーバのInterstage管理コンソール上に出力される上記メッセージを参照することにより、異常が発生したサーバグループや管理対象サーバを容易に特定することができます。
サーバグループsvrgrp002に配置されたIJServer WU001を起動した際に、サーバグループsvrgrp002に所属する管理対象サーバserver01上でのアプリケーションの起動に失敗した場合、Interstage管理コンソール上に、以下のようにメッセージが出力されます。
1[2005/01/05 21:43:29 server01] IS: エラー: is20450:ワークユニット(WU001)の処理に失敗しました 理由コード(518) 2[2005/01/05 21:43:29 svrgrp002] IS: エラー: is21117:IJServer起動処理の一部に失敗しました IJServer=WU001(svrgrp002) 3[2005/01/05 21:43:29] IS: エラー: is21117:IJServer起動処理の一部に失敗しました IJServer=WU001(svrgrp002) |
上記の3のメッセージより、IJServerの起動操作において、一部の管理対象サーバ上で、アプリケーションの起動に失敗したという結果がわかります。
2および1のメッセージより、異常が発生したサーバを特定します。これらのメッセージに含まれているメッセージより、起動に失敗したサーバが、サーバグループ svrgrp002に所属している管理対象サーバserver01であることがわかります。
異常が発生したサーバが出力している1のメッセージより、異常が発生した原因を特定できます。
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