Interstage Application Server 運用ガイド

2.1.4 サーバ種別の遷移

　Interstageを運用するサーバのサーバ種別は以下のように遷移します。それぞれの遷移の詳細な手順については、“サイトの構築”を参照してください。

• 管理サーバ
  　Interstage Application Serverのインストール時に管理サーバ機能をインストールすると、そのサーバは管理サーバになります。また、推奨する運用ではありませんが、スタンドアロンサーバに管理サーバ機能を付加することも可能です。この場合、そのサーバはスタンドアロンサーバと管理サーバの両方の機能を持つことになります。管理サーバを、スタンドアロンサーバとしてサイトに追加することによって、管理対象サーバと管理サーバを共存させることができます。なお、管理サーバは他のサーバ種別のサーバへは遷移できません。

• スタンドアロンサーバ
  　Interstage Application Serverのインストール時にInterstageのサーバ機能をインストールすると、そのサーバはスタンドアロンサーバになります。また、サイトから管理対象サーバを削除した場合、そのサーバはスタンドアロンサーバになります。

• 単体運用の管理対象サーバ
  　スタンドアロンサーバをサイトに追加する時に、単体運用を選択すると、そのサーバは単体運用の管理対象サーバになります。
  　単体運用の管理対象サーバをサーバグループに追加すると、そのサーバはサーバグループに所属する管理対象サーバになります。ただし、この操作は、サーバグループが空の場合だけ実行可能です。

• リザーブサーバ
  　スタンドアロンサーバをサイトに追加する時に、リザーブサーバを選択すると、そのサーバはリザーブサーバになります。サーバグループに所属している管理対象サーバをサーバグループから削除しても、そのサーバはリザーブサーバになります。また、その逆の操作を行って、リザーブサーバをスタンドアロンサーバやサーバグループに所属する管理対象サーバにすることが可能です。

• サーバグループに所属する管理対象サーバ
  　単体運用の管理対象サーバまたはリザーブサーバをサーバグループに追加すると、そのサーバはサーバグループに所属する管理対象サーバになります。
  　サーバグループに所属する管理対象サーバをサーバグループから削除すると、そのサーバはリザーブサーバになります。