Ajaxフレームワーク ユーザーズガイド
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第3章 通信フレームワーク> 3.5 サーブレット連携機能(簡易通信方式)

3.5.8 コールバック関数

ここでは、ビジネスメソッドの実行時に指定するコールバック関数について説明します。

■callback

callbackには、正常終了時に実行する処理または関数を指定します。
callbackの引数には、サーバからの戻り値が渡されます。サーバからの戻り値がnullの場合は、nullが渡されます。

以下に、mypkg.CustomerBeanクラスを戻り値として受け取る例を示します。

■errorHandler

errorHandlerには、エラー発生時に実行する処理または関数を指定します。
errorHandlerの引数には、エラーオブジェクトが渡されます。詳細は、“通信フレームワーク内のエラー”を参照してください。

以下に、エラー発生時にエラーコードとエラーメッセージをalertで表示する場合の記述例を示します。

var option = {
  ...,
  errorHandler:function(err){
    alert( "Application Error ( " + err.errorCode + " : " + err.message + " )" );
  }
};

■preInvoke

preInvokeには、リクエストを送信する直前に実行する処理または関数を指定します。

以下に、処理時刻をデバッグメッセージに出力する場合の記述例を示します。

var option = {
  ...,
  preInvoke:function(){
    var lcDate = new Date();
    RCF.debug( lcDate.toLocaleString() + " : preInvoke " );  }
};

■postInvoke

postInvokeには、リクエストを送信後に実行する処理または関数を指定します。

postInvokeは、非同期通信と同期通信で呼び出されるタイミングが異なります。

postInvokeに指定した関数は、callbackに指定した関数より前に呼び出されます。

以下に、処理時刻をデバッグメッセージに出力する場合の記述例を示します。

var option = {
  ...,
  postInvoke:function(){
    var lcDate = new Date();
    RCF.debug( lcDate.toLocaleString() + " : postInvoke " );  }
};

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