Ajaxフレームワーク ユーザーズガイド
|
目次
索引

|
3.10 通信フレームワーク内のエラー
通信フレームワークでエラーが発生した場合、エラーオブジェクトが作られます。
以下に、エラーオブジェクトの構造を示します。
なお、以下に記載されている以外のプロパティは、アプリケーションで使用しないでください。
{
errorCode: [エラーコード],
message: [メッセージ], // サーバ例外の場合 Exception#getMessage()の値
cause: [内包されるエラーオブジェクト] // サーバ例外の場合 Exception#getCause()の値
} |
- errorCodeには、エラーメッセージ番号の文字列から先頭の文字列“RCF”が取り除かれた値が、数値で通知されます。
- causeには、エラーオブジェクトが内包されています。
- causeで内包されるエラーオブジェクトの階層は、データ型変換機能でサポートできる、オブジェクトのツリー構造の階層と同様に規定されます。詳細は、“データ型変換の範囲”を参照してください。
- 各プロパティ値には、以下のような注意点があります。
- 内包されるエラーオブジェクトを除いて、errorCodeは必ず設定されています。
- 内包されるエラーオブジェクトは、errorCodeがnullの場合があります。
- サーバ例外のException#getMessage()がnullまたは空文字列の場合、messageは""です。
- 内包されるエラーオブジェクトが存在しない場合、causeはnullです。
- RCF0700のエラーが発生した場合は、サーバからのレスポンスデータがそのままcauseに格納されます。messageの内容は、“通信に関するメッセージ”の“RCF0700”を参照してください。
なお、通信フレームワークが通知する例外については、“サーバのエラーメッセージ”を参照してください。
Copyright 2009 FUJITSU LIMITED