Storage管理サーバ兼Storageサーバのバージョンアップ方法について説明します。
11.1.1 リポジトリデータのバックアップ
バージョンアップ前の環境でリポジトリデータを退避します。
11.3.2 管理情報のバックアップ
バージョンアップ前の環境で管理情報を退避します。
11.1.2 アンインストール
リポジトリ動作環境を削除して、アンインストールします。
11.1.3 インストール
本製品をインストールして、リポジトリ動作環境を作成します。
11.1.4 リポジトリデータのリストア
バックアップしておいたリポジトリデータを復元します。
11.1.5 サーバ情報の変更
データの整合性を確保するために、サーバ情報の変更処理を行います。
11.3.8 管理情報のリストア
バックアップしておいた管理情報を復元します。
注意
バージョンアップ時の注意事項
バージョンアップ時に構成変更が行われる場合
バージョンアップ時にStorage管理サーバのサーバ名、IPアドレス、またはポート番号の変更が必要な場合、上記手順によるバージョンアップ終了後、対応するOSの『ETERNUS SF AdvancedCopy Manager 運用手引書』の「運用環境の変更」を参照して変更作業を行ってください。
LVM(Logical Volume Manager)配下のボリュームを対象としたバックアップ運用を実施していた場合
AIX版の場合
Storageサーバのバージョンアップのインストールの手順のなかで、システムをリブートします。
システムをリブートすることで、コピー先に利用していたボリュームのデバイスの状態が「使用可能」→「定義済み」になりますが、そのボリュームが新たに別のデバイスとして検出されることがあります。
この現象の対処法については、以下を参照してください。
現象が発生した場合
『ETERNUS SF AdvancedCopy Manager 運用手引書(AIX版)』の「全般的な注意事項」から、「バックアップ/レプリケーション後のサーバ再起動について」を参照してください。
現象を事前に回避する場合
バックアップボリュームに対して、『ETERNUS SF AdvancedCopy Manager 運用手引書(AIX版)』の「リストアの注意事項」から、「バックアップボリュームをマウントする手順」を参照してください。