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ETERNUS SFAdvancedCopy Manager 13.4 導入手引書

11.3.8 管理情報のリストア

退避しておいた以下の管理情報を復元します。

バックアップ管理簿とレプリケーション管理簿の復旧方法については、対応するOSの『ETERNUS SF AdvancedCopy Manager 運用手引書』の「データベースの保守」にある、「データベースを個別にバックアップする場合」の以下の章をそれぞれ参照してください。

その他の管理情報については、copyコマンドで個別にリストアしてください。

注意

以下の管理情報(前後処理スクリプト)は復元しません。

  • バックアップ管理を行っている場合

    • バックアップ管理の前後処理スクリプト

  • テープバックアップ連携を行っている場合

    • テープコピーの前後処理スクリプト

  • レプリケーション運用を行っている場合

    • レプリケーション管理の前後処理スクリプト

バージョンアップにより、前後処理スクリプトが変更されることがあります。バージョンアップ前に、前後処理スクリプトをカスタマイズしていた場合は、退避した前後処理スクリプトを参考にして、バージョンアップ後の前後処理スクリプトを、再度カスタマイズする必要があります。


注意

バージョンアップ後のLinux版 AdvancedCopy Managerの場合、udevデバイス名が存在する環境では、以下のudevデバイス名を優先して使用します。

  • 通常デバイス

  • PRIMECLUSTER GDSのSDXオブジェクト(スライス単位の運用時のみ)

udevデバイス名については、『ETERNUS SF AdvancedCopy Manager 運用手引書(Linux版)』の「AdvancedCopy Managerにおけるサポートデバイスについて」を参照してください。

また、バージョンアップ後の運用により、以下の操作を行ってください。

  • バージョンアップ後、互換デバイス名を使用して運用する場合

    udevデバイス名を使用しないように、情報取得モード設定コマンド(stgxfwcmsetmode)を使用し、情報取得モードを変更してください。

    情報取得モードの変更については、『ETERNUS SF AdvancedCopy Manager 運用手引書(Linux版)』の「AdvancedCopy Managerにおけるサポートデバイスについて」を参照してください。

  • バージョンアップ後、udevデバイス名を使用して運用する場合

    バックアップ管理やレプリケーション管理、テープバックアップの定義情報を削除し、udevデバイス情報の取り込みを行った後、udevデバイス名を使用したバックアップ/レプリケーション、テープバックアップの再定義をする必要があります。

    バックアップ管理/レプリケーション管理の手順については、『ETERNUS SF AdvancedCopy Manager 運用手引書(Linux版)』の「デバイス構成の変更」を参照してください。

    テープバックアップの手順については、『ETERNUS SF AdvancedCopy Manager テープバックアップ連携編』の「デバイス構成の変更」を参照してください。


注意

HP-UX版 AdvancedCopy Managerの場合は、デバイス情報の取り込みを行ってください。新しいデバイスや変更されたデバイス、削除されたデバイスを検出した場合は、必要に応じて反映操作を行ってください。

デバイス情報の取り込みについては、『ETERNUS SF AdvancedCopy Manager 運用手引書(HP-UX版)』の「Storageサーバ配下のデバイス情報の取り込み」を参照してください。