Symfoware Server アプリケーション開発ガイド(埋込みSQL編) - FUJITSU -
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第2章 アプリケーションの設計> 2.1 コネクション> 2.1.3 コネクションを意識しないデータ操作の方法

2.1.3.1 接続先の指定方法

コネクションを意識しないデータ操作を行う場合の接続先の指定には、以下の方法があります。

■コンパイル時に指定する

アプリケーションのコンパイル時に、データベース名を指定することによって、アプリケーション中にCONNECT文を記述しなくてもデータ操作を行うことができます。以下に例を示します。

コンパイルコマンドの詳細については、“コンパイル時のコネクション先の指定”を参照してください。

コンパイルコマンドの詳細については、“コンパイル時のコネクション先の指定”を参照してください。

 

コンパイル時に接続するデータベース名を指定した例

(1) コンパイル時にデータベース名“DB01”を指定します。

(2) アプリケーション中に、CONNECT文は一切記述されていません。

(3) アプリケーション実行時に、コンパイル時に指定した“DB01”に接続されます。

■DEFAULT_CONNECTIONに指定する

動作環境ファイルのDEFAULT_CONNECTIONにデータベース名を指定することによって、アプリケーション中にCONNECT文を記述しなくてもデータ操作を行うことができます。以下に例を示します。

 

DEFAULT_CONNECTIONにデータベース名を指定した例

(1) コンパイル時にはデータベース名を指定しません。

(2) クライアント用の動作環境ファイルのDEFAULT_CONNECTIONに“DB01”を指定します。

(3) アプリケーション中に、CONNECT文は一切記述されていません。

(4) アプリケーション実行時に、クライアント用の動作環境ファイルで指定した“DB01”に接続されます。


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