Interstage Application Server/Interstage Web Server 移行ガイド
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8.5.4.4 Webサービス情報管理ファイルの移行−soapdd2wsddコマンドによる移行
ここでは、Interstage Application Server V5.0/V4.x(Interstage V5.0/V4.x)の他システムからsoapdd2wsddコマンドによる移行手順について説明します。
なおsoapdd2wsddコマンドの詳細については、“リファレンスマニュアル(コマンド編)”を参照してください。
■はじめに
Interstage V5.0/V4.xのシステム運用で使用していた(移行する)Webサービス情報管理ファイルのディレクトリ名を確認しておいてください。
■移行手順
以下に移行手順を示します。
- Interstage V5.0/V4.xシステムのWebサーバを停止します。
- Interstage V5.0/V4.xのServletサービスを停止します。
- ネットーワーク(FTP等)を経由、もしくは外部媒体を使用してWebサービス情報管理ファイルをInterstage V5.0/V4.xシステムから新バージョンのシステムに転送します。
- 本バージョン・レベルのWebサーバを停止します。
- 本バージョン・レベルのInterstageを停止します。
isstop -f
- 本バージョン・レベルのInterstage管理コンソール用Servletサービスを停止します。
C:\Interstage\F3FMjs2su\bin\jssvstop
- soapdd2wsddコマンドを使用して、ISAPS5.0/4のWebサービス情報を変換します。変換先のWebサービス情報管理ファイルに、変換元と同名のWebサービス識別名が存在した場合は、上書きせずにsoapdd2wsddコマンド実行ディレクトリにlog_same.wsddを出力します。
soapdd2wsdd -none -i C:\tmp\deppath -sf log_same.wsdd -info C:\tmp\logdd2wsdd.txt
■移行手順
以下に移行手順を示します。
- Interstage V5.0/V4.xシステムのWebサーバを停止します。
- Interstage V5.0/V4.xシステムのServletサービスを停止します。
- ネットーワーク(FTP等)を経由、もしくは外部媒体を使用してWebサービス情報管理ファイルをInterstage V5.0/V4.xシステムから新バージョンのシステムに転送します。
- 本バージョン・レベルのWebサーバを停止します。
- 本バージョン・レベルのInterstageを停止します。
isstop -f
- 本バージョン・レベルのInterstage管理コンソール用Servletサービスを停止します。
/opt/FJSVjs2su/bin/jssvstop
- soapdd2wsddコマンドを使用して、Interstage V5.0/V4.xのWebサービス情報を変換します。変換先のWebサービス情報管理ファイルに、変換元と同名のWebサービス識別名が存在した場合は、上書きせずにsoapdd2wsddコマンド実行ディレクトリにlog_same.wsddを出力します。
soapdd2wsdd -none -i /tmp/deppath -sf log_same.wsdd -info /tmp/logdd2wsdd.txt
■移行結果の確認
Webサービス情報管理ファイルの移行結果の確認
soapdd2wsddコマンドの-infoオプションで指定したファイルに移行結果が出力されます。-infoオプションを省略した場合は、標準出力に出力されます。
同名のWebサービス識別名の有無の確認
同名のWebサービス識別名が存在していた場合、移行しなかったWebサービス情報をファイルに出力します。
移行モードが-noneオプションと-sfオプションを指定した場合は、同名のWebサービス識別名が存在していたために移行しなかったWebサービス情報を-sfオプションで指定したファイルに出力します。
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