Interstage Application Server/Interstage Web Server 移行ガイド
目次 索引 前ページ次ページ

第8章 その他の機能の移行> 8.5 SOAPサービスの移行

8.5.4 CORBA/SOAPゲートウェイの移行

 以下の条件に該当するInterstage Application Server V6.0/V5.1のCORBA/SOAPゲートウェイを移行する場合、下記の対処を実施してください。

■条件

 下記の条件に該当するCORBAの構造体型/例外型、または、EJBアプリケーションのクラス型/例外型を、SOAPで送信または受信している場合。

■対処方法

 本バージョン・レベルでEJBアプリケーションを再配備またはIDLコンパイルにおいてCORBA/SOAPゲートウェイを再生成した場合、SOAPのインタフェース上で該当するメンバ名が移行前と異なったメンバ名で生成されます。再配備または再生成/再IDLコンパイルを行う場合は、下記のA)またはB)のいずれかの方法で対処してください。

A) 該当のCORBA/SOAPゲートウェイのSOAP通信先で該当のメンバ名を修正します。

 SOAPの通信先で該当する構造体のメンバ名の1文字目を大文字として処理しているかを確認し、該当する場合は1文字目を小文字として処理するように修正します。
 例) AParam → aParam

B) 再配備または再生成/ IDLコンパイルの前に、IDL上(CORBA)またはJava上(EJB)の該当のメンバ名を以下のように変更します。

 EJBアプリケーションを再配備またはCORBA/SOAPゲートウェイの再生成およびIDLコンパイルを行う前に、IDL上(CORBA)またはJava上(EJB)のメンバ名の1文字目を大文字に変更します。
 例) aParam → AParam


下へ8.5.4.1 V5.1 RPCアプリケーションの移行
下へ8.5.4.2 特定のデータ型を使用するSOAPサーバアプリケーションの対応
下へ8.5.4.3 Webサービス情報管理ファイルの移行−バックアップコマンドによる移行
下へ8.5.4.4 Webサービス情報管理ファイルの移行−soapdd2wsddコマンドによる移行

目次 索引 前ページ次ページ

All Rights Reserved, Copyright(C) 富士通株式会社 2007