Interstage Application Server/Interstage Web Server 移行ガイド
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第8章 その他の機能の移行> 8.5 SOAPサービスの移行> 8.5.4 CORBA/SOAPゲートウェイの移行

8.5.4.3 Webサービス情報管理ファイルの移行−バックアップコマンドによる移行

 バックアップコマンドによる移行は、バックアップ(issoapbackup、issoaprestore)コマンド実行時に、Interstage Application Server V5.0/V4.x(Interstage V5.0/V4.x)と同じディレクトリにWebサービス情報管理ファイルを移行できます。
 バックアップコマンドの詳細については、“リファレンスマニュアル(コマンド編)”を参照してください。

■はじめに

 Webアプリケーション環境設定(web.xml)で指定したWebサービス情報管理ファイルが、以下のディレクトリ下にある場合は、バックアップコマンドで移行可能です。異なる場合はバックアップコマンドでInterstage SOAPサービス資源の移出と移入を行った後、“Webサービス情報管理ファイルの移行−soapdd2wsddコマンドによる移行”を行ってください。

%IS_HOME%\F3FMsoap\etc\DeployService


/opt/FJSVsoap/etc/DeployService

■移行手順

1) 環境のバックアップ

 バックアップ先のディレクトリがC:\Backupの場合の操作例を以下に示します。

  1. Webサーバを停止します。
     
  2. Interstage運用管理用ServletサービスおよびServletサービスを停止します。
     C:\Interstage\F3FMjs2su\bin\jssvstop
     C:\Interstage\F3FMjs2\bin\jssvstop
     
  3. バックアップ用ディレクトリを作成します。
     mkdir C:\Backup
     
  4. issoapbackupコマンドを実行して、Webサービス資源ファイルをバックアップします。
     issoapbackup -d C:\Backup

1) 環境のバックアップ

 バックアップ先のディレクトリが/Backupの場合の操作例を以下に示します。

  1. Webサーバを停止します。
     
  2. Interstage運用管理用ServletサービスおよびServletサービスを停止します。
     /opt/FJSVjs2su/bin/jssvstop
     /opt/FJSVjs2/bin/jssvstop
     
  3. バックアップ用ディレクトリを作成します。
     mkdir /Backup
     
  4. issoapbackupコマンドを実行して、Webサービス資源ファイルをバックアップします。
     issoapbackup -d /Backup

2) 環境のリストア

 バックアップ先のディレクトリがC:\Backupの場合の操作例を以下に示します。

  1. Webサーバを停止します。
     
  2. Interstageを停止します。
     isstop -f
     
  3. Interstage管理コンソール用Servletサービスを停止します。
     C:\Interstage\F3FMjs2su\bin\jssvstop
     
  4. issoaprestoreコマンドを実行して、ISAPS5.0/4のWebサービス資源ファイルを新バージョンにリストアします。
     issoaprestore -d C:\Backup

2) 環境のリストア

 バックアップ先のディレクトリが/Backupの場合の操作例を以下に示します。

  1. Webサーバを停止します。
     
  2. Interstageを停止します。
     isstop -f
     
  3. Interstage管理コンソール用Servletサービスを停止します。
     /opt/FJSVjs2su/bin/jssvstop
     
  4. issoaprestoreコマンドを実行して、ISAPS5.0/4のWebサービス資源ファイルを新バージョンにリストアします。
     issoaprestore -d /Backup

■移行結果の確認

Webサービス情報管理ファイルの移行結果の確認

 以下のファイルにWebサービス情報管理ファイルのWebサービス毎に移行結果が出力されます。

C:\Interstage\F3FMsoap\log\logdd2wsdd.txt

/opt/FJSVsoap/log/logdd2wsdd.txt

同名のWebサービス識別名の有無の確認

 同名のWebサービス識別名が存在していた場合、移行しなかったWebサービスのWebサービス情報をファイルに出力します。

C:\Interstage\F3FMsoap\log\log_same.wsdd

/opt/FJSVsoap/log/log_same.wsdd


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