Ajaxフレームワーク UI部品リファレンス
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第2章 画面部品> 2.1 フォーム部品

2.1.6 TextArea

TextAreaは、テキス(単一行または複数行)の入力フィールドを表示する部品です。



機能付加部品のValidationHelperを利用して、検証を実行することができます。

示例

述形式

<div rcf:type="TextArea" ... ></div>

または

<span rcf:type="TextArea" ... ></span>



本部品は以下のように表示されます。

ロパティ

表の項目の意味は、“表の項目の意味”を参照してください。

名前

データ型

説明

省略

省略値

属性指定

更新

部分更新

value

String

テキストを指定します。

""

値、バインド

不可

title

String

ツールチップで表示されるテキストを指定します。

""

不可

labelProvider

getLabel関数を持つオブジェクト

テキストを表示するときにフォーマットするためのオブジェクトを指定します。詳細は、“フォーマッタについて”を参照してください。
getLabel関数を持たないオブジェクトが指定された場合、エラーになります。nullを指定した場合は、valueに指定された文字列がそのまま使用されます。

null

不可

enabled

Boolean

本部品の有効/無効を指定します。

  • true:有効
  • false:無効
    操作できなくなりイベントも発生しません。

true

値、バインド

不可

readOnly

Boolean

書込み禁止/許可を指定します。

  • true:禁止
    マウスオーバーなどの各種イベントは発生します。
  • false:許可

false

値、バインド

不可

rows

Number

行数を指定します。1以上の値を指定できます。
スタイルプロパティのheightに部品の高さが指定された場合は、heightの値が優先されます。

2

不可

cols

Number

テキストエリアの平均的文字幅による文字数を指定します。1以上の値を指定できます。
スタイルプロパティのwidthに部品の幅が指定された場合は、widthの値が優先されます。

20

不可

tabIndex

Number

Tabキーで移動するフォーカスの順番を指定します。
HTMLのtabindex属性と同様の指定ができます。1以上の整数を指定した場合、数字の小さい順にフォーカスが移動します。
FocusManagerによるフォーカス移動には関係しません。

0

不可

imeMode

String

IMEのモードを指定します。Internet Explorer以外のブラウザでは本プロパティは無効となります。

  • auto:自動
  • active:フォーカス時に日本語入力をONにする
  • inactive:フォーカス時に日本語入力をOFFにする
  • disabled:IMEを無効化

auto

値、バインド

不可

部品共通のプロパティも指定できます。詳細は、“画面部品共通プロパティ”を参照してください。


titleプロパティについて

titleプロパティに長い文字列を指定すると、以下のような現象が起こることがあります。

なお、空文字列を指定した場合は、表示されません。

colsプロパティに関する注意事項

colsにおける平均的文字幅の値は、ブラウザにより若干異なります。デフォルトでは、FirefoxがInternet Explorerよりわずかに長くなっています。

rowsプロパティに関する注意事項

Firefoxでは、rowsに指定した値よりも、約1行分高く表示されます。

ォーマッタについて
本部品へのフォーカスの有無によって、以下のようにフォーマットされます。

フォーマッタの指定方法は、“フォーマッタの指定方法”を参照してください。

タイルプロパティ

パーツ名

プレフィックス

クラス名

使用可能なスタイル

部品全体

なし

rcf-TextArea

  • サイズ
  • カラー
  • フォント
  • テキスト(whiteSpace、textIndentを除く)
  • ボーダー
  • パディング

詳細は、“スタイルプロパティ”を参照してください。

ベントリスナ

名前

説明

イベントオブジェクト

onFocus

部品がフォーカスを得たときに呼ばれます。

ActionEvent

onBlur

部品がフォーカスを失ったときに呼ばれます。

onChange

部品がフォーカスを失い、かつ値が変更されたときに呼ばれます。

onValueChange

値が入力され、かつ値が変更されたときに呼ばれます。

ValueChangeEvent

部品共通のイベントリスナもあります。詳細は、“画面部品共通イベントリスナ”を参照してください。

JavaScript API

固有のJavaScript APIはありません。部品共通のJavaScript APIは、“画面部品共通JavaScript API”を参照してください。


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