Ajaxフレームワーク UI部品リファレンス |
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第2章 画面部品 | > 2.1 フォーム部品 |
Selectは、単一選択および複数選択が可能なリストボックスを表示する部品です。
Internet Explorer 6での注意事項
<div rcf:type="Select" ... ></div> |
または
<span rcf:type="Select" ... ></span> |
子要素は指定できません。
本部品は以下のように表示されます。
表の項目の意味は、“表の項目の意味”を参照してください。
名前 |
データ型 |
説明 |
省略 |
省略値 |
属性指定 |
更新 |
部分更新 |
---|---|---|---|---|---|---|---|
options |
Array |
選択項目を表す値を指定します。
|
可 |
[] |
値、バインド(注5) |
可 |
可(注3) |
multiple |
Boolean |
複数選択または単一選択を指定します。
|
可 |
false |
値 |
不可 |
不可 |
selectedIndex |
Number |
単一選択の場合
複数選択の場合
optionsプロパティの値が変更された場合、本プロパティは-1(選択なし)に設定されます。 |
可 |
-1 |
値、バインド |
可(注1) |
不可 |
selectedIndexes |
NumberのArray |
選択されている項目のインデックス(先頭は0)の配列を指定します。選択順にインデックスが格納されます。 |
可 |
[] |
値、バインド |
可(注2) |
可(注2)(注4) |
selectedValue |
String |
単一選択の場合
複数選択の場合
optionsプロパティの値が変更された場合、本プロパティには空文字列(選択なし)が設定されます。 |
可 |
"" |
値、バインド |
可(注1) |
不可 |
selectedValues |
StringのArray |
選択されている項目の値の配列を指定します。選択順にインデックスが格納されます。 |
可 |
[] |
値、バインド |
可(注2) |
可(注2)(注4) |
size |
Number |
選択リストの高さ(行数)を指定します。 |
可 |
(自動設定) |
値、バインド |
可 |
不可 |
title |
String |
optionsプロパティがStringの配列またはObjectの配列で、かつ各Objectがtitle属性でない場合のツールチップで表示されるテキストを指定します。 |
可 |
"" |
値、バインド |
可 |
不可 |
enabled |
Boolean |
本部品の有効/無効を指定します。
|
可 |
true |
値、バインド |
可 |
不可 |
tabIndex |
Number |
Tabキーで移動するフォーカスの順番を指定します。 |
可 |
0 |
値 |
可 |
不可 |
注1) 単一選択(multiple=false)の場合にだけ、更新できます。
注2) 複数選択(multiple=true)の場合にだけ、更新できます。
注3) 追加(add)、挿入(insert)、削除(remove)、変更(replace)に対応します。
注4) 追加(add)、削除(remove)に対応します。
注5) Objectの配列の場合は、バインディング式だけ記述できます。
部品共通のプロパティも指定できます。詳細は、“画面部品共通プロパティ”を参照してください。
titleプロパティに長い文字列を指定すると、以下のような現象が起こることがあります。
なお、空文字列を指定した場合は、表示されません。
{ label: "項目のラベル", value: "項目の値", enabled: true|false, title: "ツールチップ文字列" } |
プロパティの詳細を以下に示します。
プロパティ名 |
データ型 |
説明 |
省略 |
省略値 |
---|---|---|---|---|
label |
String |
項目のラベルを指定します。 |
可 |
valueの値 |
value |
String |
項目の値を指定します。 |
不可 |
− |
enabled |
Boolean |
項目の選択の許可/禁止を指定します。
Internet Explorerでは無効です。 |
可 |
true |
title |
String |
補足情報です。 |
可 |
ツールチップ非表示 |
通常、以下のプロパティを使用して、値の取得および設定を行ってください。
selectedIndexの値を設定した場合、そのほかのプロパティは以下のように値が変更されます。
selectedIndexの値 |
変更後の値 |
||
---|---|---|---|
selectedIndexes |
selectedValue |
selectedValues |
|
-1 |
[](長さ0の配列) |
""(空文字列) |
[](長さ0の配列) |
-1以外 |
selectedIndexの値を持った長さ1の配列 |
指定されたインデックスの選択項目のvalue |
指定されたインデックスの選択項目のvalueを持った長さ1の配列 |
selectedValueの値を設定した場合、そのほかのプロパティは以下のように値が変更されます。
selectedValueの値 |
変更後の値 |
||
---|---|---|---|
selectedIndex |
selectedIndexes |
selectedValues |
|
""(空文字列) |
-1 |
[](長さ0の配列) |
[](長さ0の配列) |
空ではない文字列 |
指定されたvalueを持つ選択項目のインデックス |
指定されたvalueを持つ選択項目のインデックス持った長さ1の配列 |
selectedValueの値を持った長さ1の配列 |
タグにselectedIndexやselectedValueの初期値が指定されていた場合も、上記のルールに従って動作します。ただし、selectedIndexとselectedValueが共に指定されていた場合は、selectedIndexが優先されます。
タグに指定されたselectedIndexesおよびselectedValuesの設定は、無視されます。
selectedIndexesおよびselectedValuesをsetProperty()やモデルバインディングによって変更しようとした場合、エラー(RCF11002)となります。
selectedIndexesの値を設定した場合、そのほかのプロパティは以下のように値が変更されます。
selectedIndexesの値 |
変更後の値 |
||
---|---|---|---|
selectedIndex |
selectedValue |
selectedValues |
|
[](長さ0の配列) |
-1 |
""(空文字列) |
[](長さ0の配列) |
長さ1以上の配列 |
selectedIndexesの末尾の要素 |
selectedIndexesの末尾の要素で指定された選択項目のvalue |
selectedIndexesで指定された選択項目のvalueを持った配列 |
selectedValuesの値を設定した場合、そのほかのプロパティは以下のように値が変更されます。
selectedValuesの値 |
変更後の値 |
||
---|---|---|---|
selectedIndex |
selectedIndexes |
selectedValue |
|
[](長さ0の配列) |
-1 |
[](長さ0の配列) |
""(空文字列) |
長さ1以上の配列 |
selectedValuesの末尾のvalueを持つ選択項目のインデックス |
selectedIndexesで指定されたvalueを持つ選択項目のインデックスの配列 |
selectedValuesの末尾の要素 |
タグにselectedIndexesやselectedValuesの初期値が指定されていた場合も、上記のルールに従って動作します。ただし、selectedIndexesとselectedValuesが共に指定されていた場合は、selectedIndexesが優先されます。
タグに指定されたselectedIndexおよびselectedValueの設定は、無視されます。
selectedIndexおよびselectedValueをsetProperty()やモデルバインディングによって変更しようとした場合、エラー(RCF11002)となります。
パーツ名 |
プレフィックス |
クラス名 |
使用可能なスタイル |
---|---|---|---|
部品全体 |
なし |
rcf-Select |
|
注) Internet Explorerでは無効です。
詳細は、“スタイルプロパティ”を参照してください。
名前 |
説明 |
イベントオブジェクト |
---|---|---|
onFocus |
部品がフォーカスを得たときに呼ばれます。 |
|
onBlur |
部品がフォーカスを失ったときに呼ばれます。 |
|
onChange |
現在と異なる項目を選択し、マウスボタンを離したときに呼ばれます。 |
|
onOptionSelected |
項目が選択されたときに呼ばれます。 |
|
onOptionDeselected |
項目の選択が解除されたときに呼ばれます。 |
注) マウス、キーボードなどの入力装置によってUI部品を操作した場合に呼ばれるイベントリスナ
部品共通のイベントリスナもあります。詳細は、“画面部品共通イベントリスナ”を参照してください。
固有のJavaScript APIはありません。部品共通のJavaScript APIは、“画面部品共通JavaScript API”を参照してください。
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