Systemwalker Centric Manager 使用手引書 監視機能編 - UNIX/Windows(R)共通 - |
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第2部 設定 | > 第5章 [監視ポリシー]以外のポリシーの設定 | > 5.4 ノードを監視する |
ノードの変更を定期的に監視することにより、ノードの追加、IPアドレスの変更、削除、および許可されていないノードの接続を検出することができます。
監視方法は、監視対象のネットワーク環境によって異なります。
DHCPと固定IPアドレスとが混在している環境では、それぞれに応じた監視方法を併用します。
“DHCP環境でノードの変更を監視する”方法で監視します。
“固定IPアドレス環境でノードの変更を監視する”方法で監視します。
運用管理サーバ二重化(連携型)の運用を行っている環境では、ノードの変更の監視はできません。
→ノードの検出機能
ノード情報はSystemwalker Centric Managerのデータベースに格納されます。
ノードの検出機能については、“定期的にノードを検出する”を参照してください。
ノードが一定期間以上「停止」状態になると、ノード情報がSystemwalker Centric Managerのデータベースから削除されます。ノードが取り外されたことを監視したい場合は、稼働状態を監視し、かつ停止期間の監視をする必要があります。
設定については、“ポリシーの設定”を参照してください。
→ノード変更監視機能
ただし、監視対象のノードにSNMPエージェントが導入されていない場合は、MACアドレスを確実に取得することができないため、メッセージを通知できない可能性があります。
→稼働状態の監視機能
ノード検出は、ポーリングにより情報を収集します。ポーリングは、実行する時間帯と間隔、あるいは時刻を指定することができます。ノード検出の実行時間外にノードが接続されてすぐに切断された場合などは、情報を検出することはできません。
ポーリングは、動作が開始されてから応答が返るまである程度の時間がかかります。監視対象のノードが多い環境や、停止中のノードが多い環境では、ポーリング間隔を極端に短く設定しないでください。
ポーリング間隔の設定については、“ノードの検出を行う場合”を参照してください。
ノードの情報収集にSNMPを使用しているため、監視対象ノード上のSNMPエージェントで異常が発生している場合やSNMPエージェントが停止している場合は、正しい情報を取得することができないことがあります。
監視対象ノードにSNMPエージェントを導入するとともに、「稼働状態の表示」を使用して、SNMPエージェントの稼働/非稼働状態を監視してください。
すべての事象を監視するためには、監視対象とするノードに、以下の条件が必要です。
「ノード検出」機能は、SNMPエージェントが動作していないノードからは、そのノード情報の一部または全部を取得できないことがあります。
「ノードの変更監視」機能は取得したノード情報に応じてメッセージを通知するため、ノード情報を取得できないと、イベントを通知しなかったり、実際とは異なるイベントを通知したりすることがあります。
ネットワーク環境が、接続されるノードのMACアドレスがARPテーブルで確実に参照できるように構築されている場合は、監視が可能となります。
このためには、以下の条件をすべて満たすことが必要となります。
ノードの変更を監視するためには、以下の設定が必要です。
設定するポリシー |
Systemwalkerコンソールのメニュー |
[ノード検出] |
[ポリシー]-[監視]-[ノードの検出] |
[稼働状態の監視] |
[ポリシー]-[監視]-[ノードの監視(オプション)]-[稼働状態の監視(フォルダ)] |
[カスタム]を選択し、[ARPテーブルを参照する]と[ICMP検索する]にチェックします。
システムの環境によって、異なりますので、“ノード検出の[検出モード]による動作の違い”を参照してください。
→“ポリシーを配付する”を参照してください。
ノードが削除された場合のイベントは、発生元が運用管理サーバとなります。このため、[ノード管理]ツリーまたは[業務管理]ツリーで監視する場合は、監視するツリーに運用管理サーバが含まれるようにしてください。
また、ネットワークフォルダまたは業務フォルダに対する設定を、[親フォルダの設定を引き継ぐ]にした場合、そのフォルダ配下の全ノード個々にノードに対する設定を、[親フォルダの設定を引き継ぐ]にした場合と同じ動作をします。
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