Systemwalker Centric Manager 導入手引書 - UNIX/Windows(R)共通 -
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第8章 バックアップ/リストア> 8.4 リストア> 8.4.6 Systemwalker Centric Managerの環境を復元する

8.4.6.1 バックアップデータを復元する

ターミナルサーバの場合は、“データベース作成【Windows版】”の“環境作成前の確認”を参照してください。

バックアップデータを復元する場合の注意事項

  1. システム管理者権限のあるアカウントでログオンします。運用管理サーバの場合は、ローカルコンピュータ上のAdministratorユーザでログオンします。

    “Administrator”ユーザのユーザ名を変更している場合の注意事項

    “Administrator”ユーザのユーザ名を変更している場合は、“Administratorユーザ(ビルトインアカウント)についての注意事項【Windows版】”を参照してください。

  2. [スタート]メニューから[プログラム]-[Systemwalker Centric Manager]-[ツール]-[運用環境の保守]を選択します。

    運用環境が構築されていない場合に、システムを起動してログオンすると、自動的に[運用環境保守ウィザードへようこそ]画面が表示されます。

  3. [運用環境保守ウィザードへようこそ]画面で[次へ]ボタンをクリックします。

  4. [処理の選択]画面で[実施する処理]として[運用環境の復元]を選択し、[退避データの格納先]を設定した後[次へ]ボタンをクリックします。

    退避データの格納先は、半角英数字32文字以内で指定します。空白を含むことはできません。また、運用管理サーバの場合、ネットワークドライブ上にある退避データを指定することはできません。

    退避データについての注意事項

    指定された退避データは、復元先の環境に対して以下の条件を満たす必要があります。

    [処理の選択]画面のメッセージは、運用環境の構築状態に応じて次のように表示されます。

  5. 運用管理サーバおよび部門管理サーバの場合は、[運用形態の設定]画面で[運用形態]として[基本運用]を指定後、[次へ]ボタンをクリックします。

  6. 運用管理サーバの場合は、データベース作成を入力します。
    1. [対象データベース]で作成するデータベースを選択し、データベースごとに必要な情報を入力します。この際ファイル格納先を変更することができます。

      ログデータベースを拡張する場合

      運用管理サーバで使用しているログデータベースを拡張する場合は、[対象データベース]に[フレームワーク]を選択し、以下の手順で拡張後のデータベースサイズを設定してください。

      1. [DBサイズ設定]をクリックします。
      2. [データベースサイズの指定]で[簡易設定]または[直接指定]を選択し、拡張後のデータベースサイズを決定します。このとき、退避したデータベースのデータベースサイズより小さいサイズを指定しないでください。また、指定可能なデータベースサイズには上限があります。指定可能なデータベースサイズについては、“データベース領域の詳細見積もり式”を参照してください。

      [フレームワーク]

      [インベントリ]

    2. [各種データベース作成情報の入力]画面で[次へ]ボタンをクリックします。
  7. [退避データ復元方法の選択]画面で復元方法を指定後、[次へ]ボタンをクリックします。

    [復元方法]は、[すべての機能の運用データを復元する]と[選択した機能の運用データのみを復元する]から選択します。[選択した機能の運用データのみを復元する]を選択する場合は、[復元する機能]を選択します。

    [復元する情報]は、以下から選択します。

    復元についての注意事項

  8. [設定内容の確認]画面で設定内容を確認後、[次へ]ボタンをクリックします。

  9. 復元処理が実行されます。

  10. 復元処理が終了すると以下の画面が表示されます。


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