Systemwalker Centric Manager 導入手引書 - UNIX/Windows(R)共通 - |
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第3章 運用管理サーバの環境構築 | > 3.5 利用する機能により必要なディスク容量の見積もり |
ネットワーク性能監視を使用するためには、システムリソースと以下のファイルを作成するためのディスクが必要です。
部門管理サーバが収集した性能情報を、性能情報出力機能により運用管理サーバ上に統合したファイルです。
性能情報を出力する際、部門管理サーバが収集した性能情報を運用管理サーバ上に転送後、性能情報を出力するまでの間、一時的に作成されるファイルです。
基準値監視機能が統計情報として用いる情報を蓄積するためのファイルです。ベースライン監視を使用する場合に必要です。
性能監視マップ、ノード詳細表示またはヒストリ表示のために一時的に性能データを蓄えておくためのファイルです。
監視対象から採取した性能情報を蓄積しておくファイルです。
ネットワーク性能監視機能では、管理サーバからのポーリングによって監視を行います。したがって、ポーリングの対象となる被監視ノードの規模に比例した形で、必要なシステムリソース量も大きくなります。
以下の式で算出します。
性能情報ファイル容量 (MB) = |
サーバ性能監視デバイス数 = |
※監視インタフェース数、サーバ性能監視デバイス数は、全部門管理サーバの総合計となります。
以下の条件では、約24.4MB必要です。
性能情報ファイル容量 (MB) = |
サーバ性能監視デバイス数 = |
※監視インタフェース数、サーバ性能監視デバイス数は、指定した部門管理サーバの総合計となります。
※対象範囲日数は、出力指定した対象範囲の日数です。なお、ログ蓄積ファイル切替え単位が月の場合は、出力指定した対象範囲月の合計日数となります。
※F3crTrfBcsvコマンドの場合は、指定したCSVファイル出力先、およびカレントディレクトリに同等の領域が必要です。
以下の式で算出します。
性能情報出力一時ファイル容量 (MB) = |
サーバ性能監視デバイス数 = |
※監視インタフェース数、サーバ性能監視デバイス数は、出力時に指定する部門管理サーバ配下の監視ノードの合計です。
以下の条件では、約1.7MB必要です。
以下の式で算出します。
基準値監視データベース容量 (MB) = |
サーバ性能監視デバイス数 = |
以下の条件では、約14.5MB必要です。
以下の式で算出します。
ヒストリデータベース容量(MB) = |
サーバ性能監視デバイス数 = |
以下の条件では、約0.2MB必要です。
以下の式で算出します。
ログ蓄積ファイルは切替え時に圧縮して保持します。
ログ蓄積ファイルの最大ファイル容量は、切替え前のファイル容量と切替え後のファイル容量の総和となります。
切替え前のファイル容量 (MB) = |
ログ蓄積ファイル最大ファイル容量 (MB)= |
ログ蓄積ファイル切替えまでの経過時間:
0.11:圧縮率
サーバ性能監視デバイス数 = |
※監視インタフェース数、サーバ性能監視デバイス数は、部門管理サーバ配下の監視ノードの合計です。
以下の条件では、約3.5MB必要です。
運用管理サーバ/部門管理サーバの設置台数
CPU使用量を見積もり、運用管理サーバ/部門管理サーバの設置台数が妥当かどうかを確認します。なおCPU使用量はコンピュータの仕様や動作環境によって変動する可能性がありますので、目安として用いてください。
CPU使用率(%) = 0.07n + 0.03m (ベースライン監視無効時)
CPU使用率(%) = 0.05n + 0.03m (ベースライン監視無効時)
CPU使用率(%) = 0.10n + 0.06m (ベースライン監視無効時)
n : 監視対象インタフェース数
m : サーバ性能監視対象ノード数
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