Systemwalker Centric Manager 解説書 - UNIX/Windows(R)共通 - |
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第2章 機能の説明 | > 2.4 監視 |
ネットワークの監視では、TCP/IPを使用したネットワークを監視対象としていることから、LANだけの小規模ネットワークからWANを含む大規模ネットワークまで監視することができます。
なお、ネットワークを監視するには、監視対象ノードにおいて、SNMPに対応したSNMPエージェントの機能が動作している必要があります。また、監視対象ノードがIPv4/IPv6のデュアルスタックノードの場合、IPv6インタフェースの稼働監視スクリプトにより、IPv6インタフェースの稼働状況が監視できます。
ネットワークの監視の概要を、“図:ネットワークの監視の概要”に示します。
ネットワークの監視は、SNMP(Simple Network Management Protocol)を使用し、TCP/IPをベースとしたコンピュータネットワークを監視します。TCP/IPは、現在最も広く普及しているネットワークプロトコルであり、SNMPは、TCP/IPを使用したネットワークでの標準的なネットワーク管理プロトコルです。
クライアントやネットワーク機器で発生したトラップは、SNMPエージェントによって、運用管理サーバに通知されます。また、監視対象ノードの情報は、ポーリング・レスポンスによって運用管理サーバに通知されます。これらの通信負荷を軽減したい場合は、部門管理サーバを導入し、配下のノードに対して、トラップの受信やポーリングを行い、必要な情報だけを運用管理サーバに送信します。
システムの監視では、サーバとクライアントの異常などを集中的に監視・操作します。
システムの集中監視を行うことで、以下の監視ができます。
システムの監視の概要を、“図:システムの監視の概要”に示します。
イベント監視が監視するメッセージを上位システムに送信する場合、E-mailを使用してイベントを送信することができます。これによりファイアウォールを越えてシステムを監視できます。なお、本機能は送信側および受信側の両方に、Systemwalker Centric Managerの以下のどちらかのサーバが必要です。
メール連携の概要を、“図:メール連携の概要”に示します。
以下にSNMPバージョンとサポートする機能について説明します。
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