Systemwalker Centric Manager リファレンスマニュアル - UNIX/Windows(R)共通 -
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第2章 ファイルの形式> 2.3 定義情報

2.3.5 環境構築情報ファイル【UNIX版】

■ファイル名

setup.env

■使用用途

MpFwSetupコマンドを使用して、Systemwalker Centric Manager環境を作成する時に必要な情報をファイルです。MpFwSetupコマンドをメニュー形式で実行する場合には不要です。

■格納場所

Solaris
Linux

/etc/opt/FJSVfwbs/etc.local

■ファイル形式

##################################################################
# #
# Environment Setup File:/etc/opt/FJSVfwbs/etc.local/setup.env #
# #
##################################################################

# Management Domain Name
DispDomainName=Domain01

# RDB Management Information Device (ex. /dev/dsk/c?t?d?s?)
SWSFW=

# RDB Dictionary Raw Device (ex./dev/rdsk/c?t?d?s?)
SWDIC=

# RDB Log Raw Device
SWLOG=

# Database Space Raw Device (ex. /dev/rdsk/c?t?d?s?)
SWDB=

# Object Log Size (MB)
LSDB_OBJ_SZ=35


# Monitoring Message Log Size (MB)
LSDB_MSG_SZ=35

# Monitoring Event Log Size (MB)
LSDB_TBL_SZ=14

# RESTORE CREATE FLAG (ON:RESTORE CREATE OFF:NORMAL CREATE)
RESTORE_CREATE_FLAG=OFF

# STORAGE DIRECTORY OF BACKUP DATA
BACKUP_DIR=

■パラメタ

管理ドメイン名 (DispDomainName)

任意のドメイン名を設定します。設定できるドメイン名は、128文字以内の半角英数字です。日本語は設定できません。必ず、設定してください。

RDB管理情報専用ファイルシステムデバイス名 (SWSFW)

Systemwalker Centric Manager DB環境で作成するファイルシステムのデバイス名を設定します。RDB管理情報を任意のディレクトリに作成する場合、ディレクトリ名を設定します。

RDBディクショナリ用ローデバイス名 (SWDIC)

Systemwalker Centric Manager DB環境で作成するローデバイス名を設定します。

RDB ログファイル用ローデバイス名 (SWLOG)

Systemwalker Centric Manager DB環境で作成するローデバイス名を設定します。RDBログファイルをレギュラーファイル上に作成し、使用するパーティション数を削減する場合は、以下の設定をします。

データベーススペース用ローデバイス名 (SWDB)

Systemwalker Centric Manager DB環境で作成するローデバイス名を設定します。

オブジェクトログデータベースサイズ(MB) (LSDB_OBJ_SZ)

オブジェクトログ領域のサイズをMB単位で設定します。データベースサイズの見積もり方法は、“Systemwalker Centric Manager導入手引書”を参照してください。

監視メッセージログデータベースサイズ(MB) (LSDB_MSG_SZ)

監視メッセージログ領域のサイズをMB単位で設定します。データベースサイズの見積もり方法は、“Systemwalker Centric Manager導入手引書”を参照してください。

監視イベントログデータベースサイズ(MB) (LSDB_TBL_SZ)

監視イベントログ領域のサイズをMB単位で設定します。データベースサイズの見積もり方法は、“Systemwalker Centric Manager導入手引書”を参照してください。

リストア用環境作成フラグ (RESTORE_CREATE_FLAG)

リストア処理の流れで環境構築する場合に使用するフラグです。初期値は“OFF”ですが、リストアを実行する場合には、ONに設定してください。なお、ONにした場合には、バックアップデータ格納先の入力は必須となります。

通常の環境作成: OFF

リストア用環境作成: ON

バックアップデータ格納先 (BACKUP_DIR)

リストアするバックアップデータが格納されているディレクトリを指定します。リストア用環境作成フラグがONのときだけ有効になります。

■参照

MpFwSetup(Systemwalkerセットアップコマンド)
mpsupclt(クラスタの環境設定コマンド)【UNIX版】

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