Interstage Application Server/Interstage Web Server J2EE ユーザーズガイド
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第4部 Webサービス編> 第18章 Webサービスの開発> 18.1 Webサービス(サーバ機能)の開発

18.1.5 HTTP接続に関する設定

■セション管理の利用

 WARファイルの場合、セション管理を行うことで、同じWebサービスクライアントアプリケーションからの複数回のリクエストの処理で、前回の処理結果を引き継ぐことが可能となり、継続的な処理が行えます。セション管理は、Servlet APIであるjavax.servlet.http.HttpSessionオブジェクトを利用します。ServletEndpointContextオブジェクトのgetHttpSessionメソッドで取得できます。

 ServletEndpointContextオブジェクトの取得方法については、“初期化と後処理のカスタマイズが必要な場合”を参照してください。

.....

public class SamplePortImpl implements Sample, ServiceLifecycle {

    private ServletEndpointContext context;

    public void init(Object context) throws ServiceException {
        this.context = (ServletEndpointContext) context;
    }

    public String sayHello(String name) {
        HttpSession session = context.getHttpSession();
        .....
    }
    .....

◆セションタイムアウトの設定

 セション管理のタイムアウト時間は30分(省略値)です。タイムアウト時間を変更する場合は、Webアプリケーション(web.xml)ファイルを編集してください。
 詳細は“Webアプリケーション環境定義ファイル(deployment descriptor)”を参照してください。

■HTTP Basic認証の利用

 Webサービスの呼出しに対してHTTP Basic認証を設定することができます。設定する場合はWebアプリケーション(web.xml)ファイルを編集してください。詳細は“Webアプリケーション環境定義ファイル(deployment descriptor)”を参照してください。


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