Interstage Application Server/Interstage Web Server J2EE ユーザーズガイド |
目次 索引 |
第4部 Webサービス編 | > 第18章 Webサービスの開発 | > 18.1 Webサービス(サーバ機能)の開発 |
WARファイルの場合、セション管理を行うことで、同じWebサービスクライアントアプリケーションからの複数回のリクエストの処理で、前回の処理結果を引き継ぐことが可能となり、継続的な処理が行えます。セション管理は、Servlet APIであるjavax.servlet.http.HttpSessionオブジェクトを利用します。ServletEndpointContextオブジェクトのgetHttpSessionメソッドで取得できます。
ServletEndpointContextオブジェクトの取得方法については、“初期化と後処理のカスタマイズが必要な場合”を参照してください。
..... public class SamplePortImpl implements Sample, ServiceLifecycle { private ServletEndpointContext context; public void init(Object context) throws ServiceException { this.context = (ServletEndpointContext) context; } public String sayHello(String name) { HttpSession session = context.getHttpSession(); ..... } ..... |
セション管理のタイムアウト時間は30分(省略値)です。タイムアウト時間を変更する場合は、Webアプリケーション(web.xml)ファイルを編集してください。
詳細は“Webアプリケーション環境定義ファイル(deployment descriptor)”を参照してください。
Webサービスの呼出しに対してHTTP Basic認証を設定することができます。設定する場合はWebアプリケーション(web.xml)ファイルを編集してください。詳細は“Webアプリケーション環境定義ファイル(deployment descriptor)”を参照してください。
目次 索引 |