Interstage Application Server/Interstage Web Server J2EE ユーザーズガイド
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4.3 JDBC(データベース)を参照する場合の環境設定
JDBCデータソースを使用するための環境設定を行います。
また、上記以外で開発中にアプリケーションの動作確認をする場合に、一時的にサポートしないデータベースと接続確認を行う場合には汎用定義のデータソースを使用できます。
■Interstage管理コンソールのデータベース接続テスト
Interstage管理コンソールを使用して、データベースへ接続するための各設定情報が正しいか接続テストができます。
操作は、[リソース] > [JDBC] > [新規作成]画面、または、[リソース] > [JDBC] > [環境設定]画面で行います。
データベース接続テストを行う場合、以下の設定が必要です。
- クラスパス、パス、ライブラリパス
- 以降に記載の各データベースの環境設定を参照し、必要なパスをInterstage管理コンソールの[システム] > [環境設定] > [J2EEプロパティ]に設定してください。
- 環境変数
- データベースのJDBCドライバが環境変数の設定を必要とする場合、以降に記載の各データベースの環境設定を参照し、Interstage JMXサービス起動前に、必要な環境変数を設定してください。環境変数の設定は、Interstage JMXサービスの起動方法の違いにより、以下のどちらかで行います。
- isjmxstartコマンドによる起動
環境変数設定後、isjmxstopコマンドでInterstage JMXサービスを停止し、isjmxstartコマンドで起動することにより、設定した環境変数が有効になります。
- システム初期化スクリプトS95isjmxstartによる起動
OS起動時に自動的に環境変数の設定を有効にする場合、システム初期化スクリプトS95isjmxstartを修正し、スクリプトに環境変数の設定を記述してください。次回OS起動時から有効になります。S95isjmxstartの格納場所等については、“リファレンスマニュアル(コマンド編)”の“S95isjmxstart”を参照してください。
- 本接続テストは、JDBCデータソースの定義内容が正しいかを確認します。
すべてのIJServerの環境設定が正しいことを、テストしていません。IJServerの環境変数、アクセス権などは別途確認してください。
- データベースにOracleを使用している場合、DB接続テストでは接続プロパティおよび暗黙的接続キャッシュのプロパティの妥当性はテストされません。接続プロパティおよび暗黙的接続キャッシュのプロパティが正しく設定されているかどうかは、Oracleのマニュアルを参照してください。
- Oracle RAC機能を使用する場合、アドレスリストのDBサーバにアクセスしコネクションを取得します。定義されているDBサーバが1つでも正しく接続することができればエラーにはならないため、すべてのホスト名の確認にはなりません。アドレスリストの設定については、DB接続テスト機能と合わせて、指定した値が正しいか確認してください。ホスト名を指定してOSが提供するpingコマンドを実行し、正しいIPアドレスから応答があれば、ホスト名が正しく設定されていることを確認できます。
- SymfowareのDB接続テストを実施した場合、“データ資源名”が正しいかどうかはチェックできません。
- 4.3.1 Symfowareを使用する場合の環境設定
- 4.3.2 Oracleを使用する場合の環境設定
- 4.3.3 SQL Serverを使用する場合の環境設定
- 4.3.4 PostgreSQLを使用する場合の環境設定
- 4.3.5 汎用定義のデータソースを使用する場合の環境設定
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