Interstage Application Server/Interstage Web Server J2EE ユーザーズガイド |
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第1部 J2EE共通編 | > 第4章 JNDI | > 4.3 JDBC(データベース)を参照する場合の環境設定 |
PostgreSQLを使用する場合は、以下の環境設定が必要です。
また、File System Service Providerを使用する場合は、上記に加え、以下の作業を行ってください。デフォルトではFile System Service Providerを使用しないデータソースが定義されます。V8.0互換モードのIJServerまたは8.0以前に作成されたIJServerからデータソースを使用する場合は、File System Service Providerを使用する必要があります。
設定する環境変数の設定項目と、動作環境ごとの設定方法は以下のとおりです。
PostgreSQLを動作させるために必要な、以下を設定してください。
設定項目
JDBCの種類
パス名
クラスパス
JDBC2.0 + Optional Package
PowerGres Plusインストールディレクトリ\share\java\jdbc2op\postgresql.jar
JDBC3.0
PowerGres Plusインストールディレクトリ\share\java\jdbc3\postgresql.jar
設定項目
パス名
クラスパス
PostgreSQLのインストールディレクトリ/share/java/jdbc3/postgresql.jar
IJServerでWebアプリケーション、またはEJBアプリケーションを運用する場合は、以下のように設定してください。
Interstage管理コンソールを使用する場合の詳細については、Interstage管理コンソールのヘルプを参照してください。また、isj2eeadminコマンドを使用する場合の詳細は“リファレンスマニュアル(コマンド編)”の“isj2eeadmin”を参照してください。
設定項目 |
設定方法 |
---|---|
クラスパス |
以下にクラスパスを設定してください。
以下のいずれかを使用して設定してください。
設定方法の詳細はInterstage管理コンソールのヘルプまたは“リファレンスマニュアル(コマンド編)”を参照してください。 クラスローダの分離をしないIJServerの場合、システム環境変数に設定しても有効となります。IJServerで使用するクラスパスの設定方法の詳細は“IJServerで使用するクラスの設定について”を参照してください。 Webアプリケーションのディレクトリ構成である“WEB-INF/lib”に、クラスパスに設定するJDBCドライバを格納しないでください。格納した場合、以下の機能が使用できない場合があります。
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クライアント環境でJ2EEアプリケーションクライアントを動作させる場合は、環境変数に設定してください。以下に、設定例を記載します。
【Windows(R)上の環境設定でシステム環境変数に設定する場合の例】
[コントロールパネル]−[システム]−[詳細]の環境変数ボタンをクリックしてください。
Windows(R) 2000の場合の説明です。使用するOSにより操作方法は異なります。
【コマンドでシステム環境変数に設定する場合の例】
クライアント機能を使用している場合でJDBCバージョンが2.0を利用する場合の設定例です。
Interstage管理コンソールでデータソースを定義します。詳細は、Interstage管理コンソールのヘルプを参照してください。また、isj2eeadminコマンドを使用して変更することもできます。詳細は“リファレンスマニュアル(コマンド編)”の“isj2eeadmin”を参照してください。
File System Service Providerを使用する場合には上記に加えて以下の設定が必要です。
上記のJDBCドライバの設定に追加して以下の設定が必要です。File System Service Providerは、Interstageから提供され、以下のクラスパスに設定済みですので、IJServerの場合本作業は不要です。
設定項目 |
設定値 |
---|---|
クラスパス |
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最新のjarファイルを使用したい場合は、Sun Microsystems社のホームページからFile System Service Providerをダウンロードして、環境変数クラスパスを設定してください。
また、クライアント環境の場合は、Interstageから提供されているjar(上記の表)、または、ダウンロードしたjarのクラスパスを設定してください。
File System Service Providerに、データソースを登録します。Interstage管理コンソールまたはisj2eeadminコマンドを使用して、Interstageにデータソースを登録する場合には、Interstageへのデータソース登録と同時に、File System Service Providerにデータソースを登録するように指定できます。
この場合、本作業は必要ありません。詳細は、Interstage管理コンソールのヘルプ、または“リファレンスマニュアル(コマンド編)”の“isj2eeadmin”を参照してください。
File System Service Providerにデータソースを登録する場合には、以下に格納されているサンプルソースを参考にしてデータソース登録アプリケーションを作成し、データソースを登録してください。
サンプルソースはOracle用になっているため、PostgreSQL用に修正して使用してください。データソース登録アプリケーションの詳細については、PostgreSQLのマニュアルを参照してください。
C:\Interstage\J2EE\sample\datasource\FJDSJNDILOCAL.java
File System Service Providerにデータソースを登録した場合、PROVIDER_URLで指定した場所に“.bindings”というファイルが、作成されます。
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