Symfoware Server Mirroring Controller 運用ガイド |
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DBミラーリングサービスでは、ストレージシステムの電源オフにより以下の状態になります。
自ノードで利用するストレージシステムの電源がオフの場合、ストレージシステムのディスク障害と同じ状態になります。
自ノードで利用するストレージシステムの電源がオンで、相手ノードで利用するストレージシステムの電源がオフの場合は、ディスコネクション状態と同じ状態になります。
以下の表にストレージシステムが電源オフの場合の運用手順について説明します。
電源オフ検知契機 |
ストレージシステムが電源オフの場合の参照先(注1) |
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RLM作成 |
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RLCファイル作成 またはRLCファイル追加 |
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Symfoware/RDB起動 |
“Symfoware/RDB起動時のRLPの障害” (注2) |
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DBミラーリングサービスの開始時 |
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DBミラーリングサービスの開始状態での利用者業務運用(注3) |
RLMアクセス時に電源オフを検知した場合 |
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RLCファイルアクセス時に電源オフを検知した場合 |
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DBミラーリングサービスの停止時 |
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Symfoware/RDB停止 |
“Symfoware/RDB停止時のRLM障害” (注2) |
注1)参照先の手順に従ってリカバリを実施してください。なお、ディスクのリカバリ(ディスク交換など)を説明している箇所は“ストレージシステムの電源を投入”と読み替えて、リカバリを実施してください。
注2)正系ノードのデータベースと副系ノードのデータベース共通です。
注3) 利用者業務運用中は、RLMとRLCファイルを共にアクセスしますので、電源オフになった契機に応じてRLMアクセス時またはRLCファイルアクセス時のどちらかで電源オフを検知します。
ストレージシステムの電源オフとなった場合は、電源投入などのストレージシステムで必要な対処を行った後に、[表:ストレージシステムが電源オフの場合の運用手順]の参照先の手順に従ってリカバリを行ってください。
GDSなどのボリューム管理ソフトウェアを使用している場合は、必要となるリカバリについて、当該製品のマニュアルなども参照してください。
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