Symfoware Server Mirroring Controller 運用ガイド
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第5章 異常時の運用> 5.1 セットアップ時の異常

5.1.1 RLP作成時の異常

セットアップでは、セットアップスクリプトdxcrtrlp.shを利用して、DCUの2つのRLPに関するRLMおよびRLCを作成します。
セットアップスクリプトdxcrtrlp.shで異常が発生した場合、障害原因のリカバリ後、RLPを削除してから再実行します。
セットアップスクリプトdxcrtrlp.shでの障害発生からのリカバリ操作の手順を以下に示します。

■操作の手順

■両ノード共通の操作

  1. セットアップスクリプトdxcrtrlp.shの実行が異常終了したことを確認します。

  2. 異常原因を通知するメッセージから、障害原因の調査を行い、ディスク交換のリカバリを行います。

  3. rdbbcrlpコマンドを実行し、RLPを削除します。

    $ rdbbcrlp -E -p RLP名

  4. セットアップスクリプトdxcrtrlp.shを再実行します。

セットアップスクリプトdxcrtrlp.sh以外で異常が発生した場合は、出力されるメッセージに応じて対処を行い、それぞれの処理を再実行してください。なお、それぞれの処理でRLMまたはRLCに関するエラーが発生した場合は、本操作手順を実行し、dxcrtrlp.sh以降の処理を再実行してください。例えば以下の処理でRLMまたはRLCに関するエラーが発生する可能性があります。

コマンド実行シェルスクリプトについては“セットアップガイド”の“コマンド実行シェルスクリプトの利用方法”を参照してください。

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