Interstage Job Workload Server セットアップガイド
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目次

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5.1.3 セットアップコマンドの実行
バッチサーバ環境のセットアップコマンド(btfwcrtbtenvコマンド)を投入します。
セットアップコマンドは、設定したバッチセットアップ情報ファイルの情報をもとに、必要な資源を作成します。セットアップコマンドは、システム管理者(スーパユーザ)で投入します。
セットアップコマンドの形式を以下に示します。
以下の場合、セットアップコマンドを投入するとユーザIDやパスワードの入力を求める問い合わせがあります。
- バッチセットアップ情報ファイルのACCEPTOR要素のJDBC要素のcreate属性を省略した場合または"yes"を指定した場合
セットアップコマンドの対話形式について“JDBC環境の作成”で説明します。
セットアップコマンドが作成する各資源について“セットアップコマンドで作成する各資源”で説明します。
セットアップコマンドが生成したするワークユニット定義ファイルについて“ワークユニット定義ファイル”で説明します。
- セットアップコマンド(btfwcrtbtenvコマンド)の詳細は、“Interstage Job Workload Server リファレンス”を参照してください。

セットアップコマンドは、必要な資源を作成するために各種コマンドを投入するため、実行結果として、多くのメッセージが出力されます。
- ディスクトップマネージャなどのGUIに存在するターミナルで、セットアップコマンドを投入することで、実行結果を確認できます。
また、以下のように端末セッションの写しを作成するscriptコマンドを使用すると、あとで実行結果を確認できます。
- scriptコマンドの使用例
# script outfile
Script started, file is outfile
# btfwcrtbtenv
:
# exit
exit
Script done, file is outfile
# |
※上記の場合、セットアップコマンドが出力するメッセージはすべてカレントディレクトリ配下の"outfile"という名前のファイルに出力されます。
- セットアップコマンドの動作の流れは、“Interstage Job Workload Server リファレンス”の“セットアップコマンドによる環境作成の流れ”を参照してください。
- scriptコマンドについては、OSのmanコマンドで確認してください。
- Interstageが起動している状態で、セットアップコマンドを投入した場合、セットアップコマンドは異常終了します。
- セットアップコマンド実行中に[Ctrl] + [C]で強制終了しないでください。強制終了した場合は、“セットアップコマンドを強制停止した場合”を参照して対処してください。
- セットアップコマンド実行時に、Interstageの起動/停止、JMXサービスの起動/停止、バッチ受付サービスの開始/停止、およびバッチ実行サービスの開始/停止などの操作をしないでください。
操作した場合には、セットアップコマンドは途中で異常終了する場合があります。
異常終了した場合には、“異常発生時の対処”を行ってください。
- 1台のマシン上で、同時に複数のセットアップコマンドを起動しないでください。
起動した場合、セットアップコマンドは途中で異常終了する場合があります。
起動したすべてのセットアップコマンドが終了後、すべての結果を確認し異常終了した場合には、“異常発生時の対処”を行ってください。
5.1.3.1 JDBC環境の作成
5.1.3.2 セットアップコマンドで作成する各資源
5.1.3.3 ワークユニット定義ファイル
5.1.3.4 異常発生時の対処
5.1.3.5 セットアップコマンドを強制停止した場合
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