Interstage Job Workload Server セットアップガイド
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第5章 バッチサーバ環境の作成> 5.1 バッチサーバ環境のセットアップ> 5.1.3 セットアップコマンドの実行

5.1.3.1 JDBC環境の作成

セットアップコマンドによりJDBC環境を作成する場合、以下のメッセージを標準出力に出力し、バッチ受付サービスでアクセスするための、バッチジョブ定義データベースのJDBC環境の作成を行います。

Creates JDBC environment. :
   NAME=('btfwdefdb')

次に、JDBC環境の情報を以下の順に対話形式で入力してください。

  1. バッチジョブ定義データベースに接続するユーザID
  2. 接続するユーザIDのパスワード
  3. ユーザIDとパスワードの確認

◆バッチジョブ定義データベースに接続するユーザID

バッチジョブ定義データベースに接続するユーザIDの指定を促す、以下のプロンプトが表示されます。

Specify user ID for batch job definition DB connection. (default: btfwuser) :

上記プロンプトの次の行より、ユーザIDを18文字以内で指定して、[Enter]を押します。
ユーザIDを省略した場合には、"btfwuser"になります。

◆接続するユーザIDのパスワード

次に、バッチジョブ定義データベース接続用ユーザのパスワードの指定を促す、以下のプロンプトが表示されます。

Specify password for batch job definition DB connection. :

上記プロンプトの次の行より、先に指定したユーザIDのパスワードを8文字以内で指定して、[Enter]を押します。
ただし、セキュリティのために入力した文字は表示されないうえに、カーソルも動きません。

◆ユーザIDとパスワードの確認

さらに、先に入力したユーザIDとパスワードの確認を促す、以下のプロンプトが表示されます。

User infomation for batch job definition DB connection:
    user ID:            btfwuser
    password:           *******

Do you want to continue setup? (default: y) [y (continue), n (reenter), q (quit)] :

"user ID"には、先で指定したユーザIDが表示され、"password"には指定されたパスワードの文字列の数分"*"が表示されます。
この出力情報で、指定した値の正当性を確認し、以下の判断をしてください。

「本情報でJDBCの定義を行う」場合には、"y"を指定して [Enter]を押してください。
JDBC環境の作成が実施されます。

「再度ユーザIDから設定し直す」場合には、"n"を指定して [Enter]を押してください。
再度、ユーザIDの指定プロンプトが表示されます。

「セットアップをここで中止する」場合には、"q" を指定して [Enter]を押してください。
セットアップコマンドが中止します。
その場合、JDBC環境はセットアップされませんが、中止するまでにセットアップした資源はすべて有効です。


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