Interstage Job Workload Server セットアップガイド
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第2章 業務構成要素の設計> 2.5 バッチサーバ環境の設計

2.5.2 ジョブの実行環境の設計

ジョブの実行環境は、バッチ業務の運用単位に用意します。
バッチ業務の運用や監視の単位と合わせて、ジョブの実行環境を分けてください。
バッチ業務の自動化、および監視の効率化を行うには、ジョブスケジューラ製品を併用します。
ジョブスケジューラ製品であるSystemwalker Operation Managerを例とした場合、以下の図のように、「プロジェクト」とジョブの実行環境を対応づけると、管理が容易になります。

ジョブの実行環境は、バッチサーバ内に1〜8個の範囲で作成できます。
バッチサーバのハードウェア資源(CPU搭載数、メモリ量など)を考慮したうえで、運用するジョブの実行環境の数や、1つのジョブの実行環境で実行するジョブの多重度を設計してください。

ジョブの実行環境の設計要素としては、以下があります。


下へ2.5.2.1 ジョブの実行環境全体の設計
下へ2.5.2.2 ジョブキューの設計
下へ2.5.2.3 イニシエータの設計
下へ2.5.2.4 バッチワークユニットの設計
下へ2.5.2.5 世代ファイルの設計

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