Interstage Job Workload Server バッチ開発ガイド |
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第2章 ジョブの設計 |
ジョブの外部仕様にもとづいて、ジョブの構成を設計します。
ジョブは、複数のバッチアプリケーションをジョブステップとして、組み合わせて実行できます。バッチアプリケーションの機能構成を分割して設計することで、機能をほかのジョブへ流用しやすくなり、アプリケーション開発を効率化できます。
また、ファイル管理機能を使用して、バッチアプリケーション間で引き継ぐファイル(データ)に一時ファイルを使用することで、ファイルの削除漏れなどを防止します。また、ファイルの排他を獲得することで、ほかのジョブからのファイルの破壊などを防止します。
ファイル管理機能については、“ファイル管理”を参照してください。
ジョブを構成する各バッチアプリケーションの開発環境の種別を、以下から選択します。
COBOLアプリケーション(バッチアプリケーション)を作成する場合、バッチアプリケーションのライブラリ名、および共用ライブラリ名を決めます。これらのライブラリ名は、先頭に“lib”で拡張子が“so”です。
バッチ実行基盤では、ライブラリ名の予約語として以下がありますので、使用しないでください。
- “libibsb”で始まるライブラリ名
- “libbtfw”で始まるライブラリ名
- “libapfw”で始まるライブラリ名
バッチワークユニットに配備するCOBOLアプリケーションのロード方法には、ダイナミックロードとプレロードがあり、ライブラリ単位に選択します。プレロード向けと、ダイナミックロード向けにライブラリを分類して、ライブラリ構成を設計します。
ロード方法については、“COBOLアプリケーションのロード方法”を参照してください。
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