Interstage Job Workload Server バッチ開発ガイド
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第2章 ジョブの設計

2.3 ジョブの構成設計

ジョブの外部仕様にもとづいて、ジョブの構成を設計します。

■ジョブを構成するバッチアプリケーションの構成(ジョブステップの構成)

ジョブは、複数のバッチアプリケーションをジョブステップとして、組み合わせて実行できます。バッチアプリケーションの機能構成を分割して設計することで、機能をほかのジョブへ流用しやすくなり、アプリケーション開発を効率化できます。
また、ファイル管理機能を使用して、バッチアプリケーション間で引き継ぐファイル(データ)に一時ファイルを使用することで、ファイルの削除漏れなどを防止します。また、ファイルの排他を獲得することで、ほかのジョブからのファイルの破壊などを防止します。
ファイル管理機能については、“ファイル管理”を参照してください。

 

■バッチアプリケーションの開発環境

ジョブを構成する各バッチアプリケーションの開発環境の種別を、以下から選択します。

 

■ライブラリ名の決定

COBOLアプリケーション(バッチアプリケーション)を作成する場合、バッチアプリケーションのライブラリ名、および共用ライブラリ名を決めます。これらのライブラリ名は、先頭に“lib”で拡張子が“so”です。


バッチ実行基盤では、ライブラリ名の予約語として以下がありますので、使用しないでください。

 

■ロード方法によるCOBOLアプリケーションのライブラリ分け

バッチワークユニットに配備するCOBOLアプリケーションのロード方法には、ダイナミックロードとプレロードがあり、ライブラリ単位に選択します。プレロード向けと、ダイナミックロード向けにライブラリを分類して、ライブラリ構成を設計します。
ロード方法については、“COBOLアプリケーションのロード方法”を参照してください。


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