Interstage Job Workload Server バッチ開発ガイド
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目次

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2.1.2 バッチジョブ定義
バッチジョブ定義は、バッチ実行基盤で実行するジョブ単位に、バッチアプリケーションの実行順番やバッチアプリケーションが使用する資源、バッチアプリケーションの実行条件などを設定するものです。バッチジョブ定義は、バッチジョブ定義エディタで作成します。
バッチジョブ定義エディタについては、“バッチジョブ定義エディタ”を参照してください。
バッチジョブ定義の例を以下に示します。

バッチジョブ定義では以下の項目をジョブごとに設定します。
- ジョブ定義
“ジョブ定義”は、ジョブの実行結果(ジョブログ)への出力情報、環境変数などのジョブ全体にかかわる情報を設定します。ジョブ定義は、1つ以上のステップ定義(ジョブステップ定義、プロシジャ呼出しステップ定義)を含みます。同じジョブ内に設定したステップ間には前後関係があり、設定した順番に連続して実行します。
以下の項目をジョブステップごとに設定します。
- ジョブステップ定義
“ジョブステップ定義”は、ジョブステップの実行条件/迂回条件、実行するバッチアプリケーション、ジョブステップで使用する資源、“置換えパラメタ”などのジョブステップ全体にかかわる情報を設定します。
また、定型処理の共通定義として以下の項目を設定します。
- プロシジャ定義
定型的な処理を行う1つ以上のジョブステップを1つにまとめて、複数のジョブから呼出せるようにしたものを“プロシジャ”と呼びます。“プロシジャ定義”は、ジョブ定義内のプロシジャ呼出しステップ定義から呼び出して使用します。
プロシジャ定義には、“置換えパラメタ”を設定できるため、プロシジャを汎用的に使用できます。
- プロシジャ内のジョブステップ定義
“プロシジャ内のジョブステップ定義”は、プロシジャ内のジョブステップの実行条件/迂回条件、実行するバッチアプリケーション、ジョブステップで使用する資源などのジョブステップ全体にかかわる情報を設定します。プロシジャ内のジョブステップ定義の内容は、ジョブステップ定義と同じです。

バッチジョブ定義の各定義には“定数制限”があります。
バッチジョブ定義の設計時に、必ず確認してください。

バッチジョブ定義の各定義項目の文字数や文字種については、“バッチジョブ定義の定義規約”を参照してください。
2.1.2.1 ジョブ定義
2.1.2.2 ジョブステップ定義
2.1.2.3 プロシジャ呼出しステップ定義
2.1.2.4 プロシジャ定義
2.1.2.5 置換えパラメタ
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