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文字コード、ファイル形式または編集条件などを定義した連結条件を記述します。
以下に、連結条件ファイルの実行パラメタを示します。
連結条件ファイルの内容は、CharacterCodeパラメタで指定したデータの文字コードで記述してください。
パラメタ
省略
説明
可
検索対象となる文字列の文字コードを指定します。
本パラメタを省略した場合、UTF-8が指定されたとみなします。可
入力ファイルタイプを指定します。
本パラメタを省略した場合、CSVが指定されたとみなします。不可
入力とする項目を定義します。
本パラメタは複数行にまたがって定義できます。OutFileType
可
本パラメタにはCSVを指定してください。
不可
出力する項目を指定します。
本パラメタは複数行にまたがって定義できます。可
出力単位ノードを指定します。
入力ファイルタイプがXML形式の場合のみ有効です。
本パラメタを省略した場合、入力ジャーナルファイルの1XML文書に対して1レコードを出力します。可
入力ジャーナルファイルと入力マスタファイルの連結条件を指定します。
入力マスタファイルを定義しない場合は、本パラメタを省略します。
本パラメタは複数行にまたがって定義できます。可
OutputDefパラメタに指定する数値演算式における空の扱いを指定します。
本パラメタを省略した場合、NOが指定されたとみなします。
設定
意味
UTF-8
UTF-8の場合
SHIFT-JIS
Shift-JISの場合
EUC
EUC-JPの場合
設定
意味
CSV
CSVの場合
XML
XMLの場合
抽出する項目の定義を行います。
K略称の指定に何らかの誤りがある場合、指定されたK略称を含むメッセージが標準エラー出力に出力されます。K略称にマルチバイト文字を指定し、かつデータの文字コードとシステムロケールの文字コードが異なる場合、メッセージ中のK略称が正しく表示されない場合があります。
ListDefパラメタで定義したK略称を使用して、出力ファイルへの項目の出力順番を定義します。
数値演算式を指定した場合の空の扱いについては、“A.3.2 数値演算式における空の扱い”を参照してください。
出力データにおいて項目名またはタグ名として使用される文字列を指定します。
プログラム実行中に変化しない数値のことです。
整数部、および、小数部は、18桁まで有効です。18桁を超えるとエラーとなります。
除算演算子(/)のあとに定数の0は指定できません。
例
切り捨てる前の値
123456789012345678.1234567890123456789
切り捨てた後の値
小数部桁数
切り捨てた後の値
省略時
123456789012345678.123456789012345678
0
123456789012345678
1
123456789012345678.1
-1
123456789012345670
18
123456789012345678.123456789012345678
-18
0
項目名で示す文字列の1文字目から、指定した文字数の文字列を返却します。
項目名で示す文字列から数値のみを抜き出します。
項目が示す文字列から数値のみを抜き出し、その数値の合計を求めます。
項目が示す文字列から数値のみを抜き出し、その数値の最大を求めます。
項目が示す文字列から数値のみを抜き出し、その数値の最小を求めます。
項目が示す文字列から数値のみを抜き出し、その数値の平均値を求めます。
InFileTypeがXMLで、1文書中の特定の繰り返しノード数分のレコードを出力したい場合に指定します。
出力単位ノードをパス式で指定します。
使用例については、“4.3.2.3 繰返し項目のあるXML文書を連結する場合”を参照してください。
省略時は、1XML文書から1レコード出力します。また、出力項目に指定された項目が1文書中に繰り返し出現した場合には先頭の項目のみが出力されます。
入力ジャーナルファイルと入力マスタファイルの連結条件を指定します。この連結条件によって参照特定された入力マスタファイルの項目を連結結果として出力します。
連結条件は、1つの入力マスタ(M略称)につき1つ指定します。
連結にかかわる詳細については、“4.3.3 連結機能の注意事項”を参照してください。
下記に示す文字を指定する場合は、エスケープ文字を付加して文字を表現してください。エスケープ文字は“\”です。
文字
記述方法
半角空白
\s
改行
\n
水平タブ
\t
二重引用符
\"
\マーク
\\
substr関数は、$K略称項目で示す文字列の、指定した位置の文字から指定した文字長の文字列を返却します。
例
substr($CODE,0,5)
OutputDefパラメタに指定する数値演算式における空の扱いを指定します。
指定できる値は以下のいずれかです。
設定
意味
YES
数値演算式における算術演算において、空を0とみなして演算を行います。
また、数値演算式の結果が空となった場合、0を出力します。NO
数値演算式における算術演算において、演算対象に空が含まれる場合、演算結果はすべて空を返します。
また、数値演算式の結果が空となった場合、何も出力しません。
数値演算式における空の扱いについては、“A.3.2 数値演算式における空の扱い”を参照してください。
ListDefパラメタ、OutputDefパラメタおよびJconditionパラメタは、複数行にまたがった定義を行うことができます。
パラメタを複数行にまたがって定義した場合、改行および次の行の先頭の連続する空白文字は半角空白1文字に置き換えられます。
以下に、連結条件ファイルの実行パラメタを示します。
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# 文字コード CharacterCode SHIFT-JIS # 入力ファイルタイプ InFileType XML # 出力ファイルタイプ OutFileType CSV # 入力項目定義 ListDef {document(Journal){$Kbn /Jnl/Kbn/text(), $Number /Jnl/Number/text(), $Code /Jnl/Code/text(), $Name /Jnl/Name/text(), $Val /Jnl/Value/text() }, document(Master1){ $Kcode /Mst1/code/text(), $Kname /Mst1/name/text() }, document(Master2){ $Ncode /Mst2/code/text(), $Nname /Mst2/name/text() } } # 出力項目定義 OutputDef {$Kbn,$Kname,$Number,$Nname,$Code,$Name,$Val} # 連結条件定義 Jcondition {$Kbn == $Kcode, $Number == $Ncode } # 数値演算式における空の扱い SubstituteZeroForEmpty NO
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# 文字コード CharacterCode EUC # 入力ファイルタイプ InFileType XML # 出力ファイルタイプ OutFileType CSV # 入力項目定義 ListDef {document(Journal){$Kbn /Jnl/Kbn/text(), $Number /Jnl/Number/text(), $Code /Jnl/Code/text(), $Name /Jnl/Name/text(), $Val /Jnl/Value/text() }, document(Master1){ $Kcode /Mst1/code/text(), $Kname /Mst1/name/text() }, document(Master2){ $Ncode /Mst2/code/text(), $Nname /Mst2/name/text() } } # 出力項目定義 OutputDef {$Kbn,$Kname,$Number,$Nname,$Code,$Name,$Val} # 連結条件定義 Jcondition {$Kbn == $Kcode, $Number == $Ncode } # 数値演算式における空の扱い SubstituteZeroForEmpty NO
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