Interstage Data Effector ユーザーズガイド

B.1.3 検索定義ファイル

抽出条件を記述した検索式を定義します。

検索定義ファイルの内容は、“B.1.1 select用動作環境ファイル”のCharacterCodeパラメタで指定したデータの文字コードで指定してください。

検索番号△検索式↓

△:半角空白またはタブ
↓:改行

検索式の詳細については、“A.1 検索式”を参照してください。

■検索定義ファイル指定規則

• 指定可能な検索式の数は最大30までです。
• 検索番号は、1から30までの範囲で、互いに重複しない番号である必要があります。
• 検索式に検索番号式を指定する場合、それよりも前に書かれている検索番号を指定してください。
• テキストノード中のコメントセクション、CDATAセクション、処理命令をまたがった文字列検索は行えません。またパターン検索のうち、文字間隔指定、ワード間隔指定および任意文字指定では、テキストノード中にコメントセクション、CDATAセクション、処理命令が含まれている場合、かつ、その前後にキーワードがある場合には文字数判定が行えません。

例

データ	キーワード	検索方法	検索結果
AB<![CDATA[CD]]>EF	'AB,2C,EF'	文字間隔指定検索	ヒットしません
	'AB.?CD'	任意文字指定検索
ABC<!--コメント-->DEF	'AB,2C,EF'	文字間隔指定検索
	'ABC.?DEF'	任意文字指定検索

■検索定義ファイル指定例

以下に、検索定義ファイルの指定例を示します。

1    /root/head/kbn == '001' AND /root/body// = 'アイスクリーム'

2    /root/head/kbn == '001' AND /root/body// = 'データ管理'

3    %2  AND /root/body// = 'データベース'

4  ~(%2)  AND /root/body// = 'データベース'

5    %1  AND  %2