Interstage Data Effector ユーザーズガイド |
目次
索引
![]() ![]() |
付録B コマンドリファレンス | > B.1 shunselect |
shunselectコマンドの動作環境を記述します。
select用動作環境ファイルの内容は、システムロケールの文字コードで記述してください。
以下に、select用動作環境ファイルの実行パラメタを示します。
パラメタ
省略
説明
可
検索対象となる文字列の文字コードを指定します。
本パラメタを省略した場合、UTF-8が指定されたとみなします。可
入力ファイルタイプを指定します。
本パラメタを省略した場合、CSVが指定されたとみなします。可
文字列検索を行う場合に検索対象外として取り扱う文字列(スキップキャラクタ)を指定します。
可
ワード検索を行う場合のワード区切り文字(セパレートキャラクタ)を指定します。
可
検索対象文字列の半角英字について大文字・小文字の取扱いを指定します。
0:区別する
1:区別しない
本パラメタを省略した場合、0が指定されたとみなします。可
検索対象文字列の全角英字について大文字・小文字の取扱いを指定します。
0:区別する
1:区別しない
本パラメタを省略した場合、0が指定されたとみなします。LogFile
可
ログファイルを指定します。
本パラメタを省略した場合、ログ出力を行いません。
本パラメタを指定した場合、指定されたログファイルに追記出力します。可
検索結果を出力するファイルに、見出し行の出力の有無を指定します。
0:見出し行を出力する
1:見出し行を出力しない
本パラメタを省略した場合、0が指定されたとみなします。
本パラメタは出力定義ファイルの出力モードに“>”を指定した場合または省略した場合に有効です。
設定
意味
UTF-8 UTF-8の場合 SHIFT-JIS Shift-JISの場合 EUC EUC-JPの場合
設定
意味
CSV
CSVの場合
XML
XMLの場合
文字列検索を行う場合は、検索対象外として取り扱う文字列(スキップキャラクタ)を二重引用符(")で囲んで指定します。
SkipCharには、制御文字を除く文字、改行および水平タブを指定します。
本パラメタを省略した場合、または空文字("")を指定した場合は、すべての文字が検索対象となります。
SkipCharに指定する文字は複数指定可能です。複数指定する場合は、個々の文字列をカンマ(,)で区切って指定します。
半角空白 |
\s |
全角空白 |
\S |
改行 |
\n |
水平タブ |
\t |
例
以下の文字をSkipCharに指定する場合の例を示します。
指定する文字:半角空白、全角空白、水平タブ、@(半角文字)、@(全角文字)および改行
CharacterCodeで定義した文字コード
UTF-8
SHIFT-JIS
EUC
半角空白
\s
\s
\s
全角空白
\S
\S
\S
水平タブ
\t
\t
\t
@(全角文字)
\EF \BC \A0
\81 \97
\A1 \F7
@(半角文字)
\40
\40
\40
改行
\n
\n
\n
記述例は以下のようになります。
CharacterCodeで定義した文字コード
記述例
UTF-8
\s,\S,\t,\EF \BC \A0,\40,\n
SHIFT-JIS
\s,\S,\t,\81 \97,\40,\n
EUC
\s,\S,\t,\A1 \F7,\40,\n
入力ファイルタイプ |
SkipCharに |
---|---|
CSVの場合 |
" |
, |
|
\n |
|
XMLの場合 |
< |
> |
|
] |
検索式にワード検索を指定する場合に、区切り文字全体を二重引用符(")で囲んで指定します。
SeparateCharに指定する文字は複数指定可能です。複数指定する場合は、個々の文字列をカンマ(,)で区切って指定します。
SeparateCharには、制御文字以外のASCII文字、改行および水平タブを指定します。
下記の文字をSeparateCharに指定する場合は、エスケープ文字を付加してSeparateCharを表現してください。エスケープ文字は“\”です。
区切り文字
指定方法
半角空白
\s
改行
\n
水平タブ
\t
カンマ
\,
二重引用符
\"
\マーク
\\
本パラメタを省略した場合、または""と記述し区切り文字を1つも指定しなかった場合は、入力ファイルタイプ(InFileType)によって以下の“区切り文字”が指定されたとみなします。
\t
\s
!
$
%
&
'
(
)
*
+
-
.
/
:
;
<
=
>
?
@
[
\\
]
^
_
`
{
|
}
~
\t
\n
\s
\"
!
$
%
&
'
(
)
*
+
\,
-
.
/
:
;
=
?
@
[
\\
^
_
`
{
|
}
~
入力ファイルタイプ(InFileType)の指定によってSeparateCharに以下の文字は指定できません。
入力ファイルタイプ
SeparateCharに
指摘できない文字CSVの場合
\"
\,
\n
XMLの場合
<
>
]
検索対象文字列の半角英字について大文字・小文字の取扱いを指定します。0:区別する
1:区別しない
本パラメタを省略した場合、0が指定されたとみなします。
検索キーワード
検索対象文字
0:区別する
1:区別しない
ab
ab
○
○
AB
×
○
aB
×
○
Ab
×
○
AB
ab
×
○
AB
○
○
aB
×
○
Ab
×
○
○:ヒットする
×:ヒットしない
検索対象文字列の全角英字について大文字・小文字の取扱いを指定します。0:区別する
1:区別しない
本パラメタを省略した場合、0が指定されたとみなします。
検索キーワード
検索対象文字
0:区別する
1:区別しない
ab
ab
○
○
AB
×
○
aB
×
○
Ab
×
○
AB
ab
×
○
AB
○
○
aB
×
○
Ab
×
○
○:ヒットする
×:ヒットしない
以下に、select用動作環境ファイルの実行パラメタを示します。
![]()
# 文字コード CharacterCode SHIFT-JIS # 入力ファイルタイプ InFileType XML # スキップキャラクタ SkipChar "\s,\n,\t,\S" # 区切り文字 SeparateChar "\s,\n,\t" # 半角英字の大文字・小文字の区別 ANKmix 0 # 全角英字の大文字・小文字の区別 KNJmix 0 # ログファイル LogFile "D:\Shunsaku\log\Select.log"
![]()
# 文字コード CharacterCode EUC # 入力ファイルタイプ InFileType XML # スキップキャラクタ SkipChar "\s,\n,\t,\S" # 区切り文字 SeparateChar "\s,\n,\t" # 半角英字の大文字・小文字の区別 ANKmix 0 # 全角英字の大文字・小文字の区別 KNJmix 0 # ログファイル LogFile /home/shunsaku/log/Select.log
目次
索引
![]() ![]() |