ETERNUS SF AdvancedCopy Manager 導入手引書 13.2 -Microsoft(R) Windows(R) 2000/Microsoft(R) Windows Server(R) 2003-, -Solaris-, -HP-UX-, -Linux-, -AIX- |
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第2章 マネージャーのインストール | > 2.2 Solaris版/Linux版の場合 |
インストール先のシステム環境が以下のいずれかであることを確認します。以下のシステム以外ではAdvancedCopy Managerのマネージャーのインストールができませんので、注意してください。
Solaris 8 オペレーティングシステム
Solaris 9 オペレーティングシステム
Solaris 10 オペレーティングシステム
Solaris 10 オペレーティングシステムの場合
Solaris 10 オペレーティングシステムの以下の機能はサポートされません。
Containers(Zones)
ZFS
Red Hat Enterprise Linux AS (v.3 for x86)
Red Hat Enterprise Linux ES (v.3 for x86)
Red Hat Enterprise Linux AS (v.4 for x86)
Red Hat Enterprise Linux ES (v.4 for x86)
Red Hat Enterprise Linux AS (v.4 for EM64T) ※32ビット互換モードで動作
Red Hat Enterprise Linux AS (v.4 for Itanium)
Red Hat Enterprise Linux 5 (for Intel Itanium)
以下のソフトウェアと共存できません。
SystemWalker/StorageMGR-M
SystemWalker/StorageMGR-A
Softek AdvancedCopy Manager-M
Softek AdvancedCopy Manager-A
Symfoware Server 2.x〜5.x
Symfoware Server Standard Edition 6.x以降
Symfoware Server クライアント機能 6.x/7.x/8.x/9.x
Symfoware Server Connection Manager 6.x/7.x/8.x/9.x
標準セキュリティ運用を選択して導入されているSymfoware Server
「インストール前の確認こと項」を参照し、SystemWalker/StorageMGRがインストールされていないことを確認してください。インストールされている場合は、アンインストールを行ってください。
なお、インストール先のシステム環境により、ソフトウェアのバージョンレベルは異なります。詳細については、関連するソフトウェアのマニュアルなどを参照してください。
システム環境が v.3の場合
Softek AdvancedCopy Manager-M
Softek AdvancedCopy Manager-A
Symfoware Server クライアント機能 V6.0以降
Symfoware Server Standard Edition V6.0以降
Symfoware Server Connection Manager V6.0以降
システム環境が v.4 for x86/v.4 for EM64Tの場合
Softek AdvancedCopy Manager-M
Softek AdvancedCopy Manager-A
Symfoware Server クライアント機能 V7.0以降
Symfoware Server Standard Edition V7.0以降
Symfoware Server Connection Manager V7.0以降
システム環境が v.4 for Itaniumの場合
Softek AdvancedCopy Manager-M
Softek AdvancedCopy Manager-A
Symfoware Server クライアント機能 V7.0以降
Symfoware Server Connection Manager V7.0以降
システム環境が Linux 5 (for Intel Itanium)の場合
Symfoware Server クライアント機能 V9.0以降
Symfoware Server Connection Manager 9.0以降
AdvancedCopy Managerのマネージャーを動作させる上で、必須となるソフトウェアが導入されていることを確認します。
Web画面を使用する場合は、以下のWebサーバが導入されていることを確認します。未導入の場合は、導入してください。Web画面を使用せずにコマンドだけで運用する場合は、導入しなくても構いません。
Apache 1.3.4以降
なお、インストール先のシステム環境により、ソフトウェアのバージョンレベルは異なります。詳細については、関連するソフトウェアのマニュアルなどを参照してください。
Apache 1.3.23以降
AdvancedCopy ManagerのWebクライアントを使用するためには、以下の条件を満たす必要があります。
以下のいずれかが必要です。
Windows 2000
Windows Server 2003
Windows XP
Windows Vista
Windows 2000/Windows Server 2003/Windows XPの場合
以下のいずれかが必要です。
Microsoft(R) Internet Explorer 6.0以降(6.0系のみ)
Netscape Communicator 7.0以降
Windows Vistaの場合
Microsoft(R) Internet Explorer 7.0
1.4.2_14以降
5.0 update11以降
注)6.0以降は未サポート
AdvancedCopy Managerのマネージャーは内部的にSymfowareのコンポーネントを同梱しています。
インストール先システムにSymfowareを導入していない場合は、問題はありません。
Symfowareを導入している場合は、導入済のSymfowareの状態を確認する必要があります。導入済のSymfoware Serverが以下のレベルであることを確認してください。
32ビット対応版
Symfoware Server Enterprise Edition 6.0以降
64ビット対応版
Symfoware Server Enterprise Extended Edition 6.0以降
上記より前のレベルのSymfoware Serverを導入している場合は、Symfoware Serverをアンインストールし、上記条件を満たすSymfoware Serverをインストールしてください。
なお、インストール先のシステム環境により、ソフトウェアのバージョンレベルは異なります。詳細については、関連するソフトウェアのマニュアルなどを参照してください。
標準セキュリティ運用を選択して導入されている環境では、運用できません。
システム環境が v.3の場合
Symfoware Server Enterprise Edition V6.0以降
システム環境が v.4 for x86の場合
Symfoware Server Enterprise Edition V7.0以降
システム環境が v.4 for EM64Tの場合
Symfoware Server Enterprise Edition V8.0.1以降
システム環境が v.4 for Itaniumの場合
Symfoware Server Enterprise Extended Edition V7.0以降
システム環境が Linux 5 (for Intel Itanium)の場合
Symfoware Server Enterprise Extended Edition V9.0以降
または
Symfoware Server Enterprise Edition V9.0以降
上記より前のレベルのSymfoware Serverを導入している場合は、Symfoware Serverをアンインストールし、上記条件を満たすSymfoware Serverをインストールしてください。
AdvancedCopy Managerのマネージャーを運用するためには、以下のデータベース領域が必要となります。
リポジトリ
AdvancedCopy Managerが管理するデバイスの情報を管理するリポジトリです。
このリポジトリには、バックアップ管理、レプリケーション管理の情報も格納されています。
Solaris版
Storage管理サーバ上にテープサーバを構築する場合は、テープサーバが使用する動的資源の見積もりも必要です。詳細については、「動的ディスク資源」を参照してください。
リポジトリは、以下のディレクトリ内にデータベース領域が必要となります。
DBファイル用ディレクトリ
RDBディクショナリ用ディレクトリ
RDBログファイル用ディレクトリ
リポジトリデータ格納DBスペース用ディレクトリ
種類 |
ファイルシステム上に必要な空き容量 |
---|---|
DBファイル用ディレクトリ |
200MB |
RDBディクショナリ用ディレクトリ |
50MB |
RDBログファイル用ディレクトリ |
50MB |
リポジトリデータ格納DBスペース用ディレクトリ |
以下の見積り式を参照(最低65MB) |
新規に作成するデバイスに上記ディレクトリを格納する場合は、以下のことに注意してください。
ファイルシステムを作成すると、ファイルシステムとしての動作に必要な管理ブロックが確保されます。そのため、ファイルシステムの空き容量は定義したデバイスのサイズより小さくなります。
なお、管理ブロックの容量は、ファイルシステム種別や作成時に指定するオプションによって変化します。
ファイルシステム作成後は、dfコマンドなどでファイルシステムの容量を確認し、表に記載されている空き容量を確保できていることを確認してください。
容量(MB)={[(サーバ数×6+デバイス総数×11)/40]×17+512 }/1024 |
サーバ数:Storage管理サーバと、管理するStorageサーバの総数です。
デバイス総数:AdvancedCopy Managerで管理対象とするデバイス(*1)数の総数です。各Storageサーバに接続されている全デバイス数ではありませんので、注意してください。
(*1)管理対象のStorageサーバのOS種別により、“デバイス”は以下の意味となります。
StorageサーバのOS種別 |
“デバイス”の意味 |
---|---|
Windows |
パーティション |
Solaris |
スライス |
HP-UX |
LUN |
Linux |
パーティション |
AIX |
LUN |
なお、管理対象となるStorageサーバがSafeDISKまたはPRIMECLUSTER Global Disk Servicesによるミラーリングを行っている場合には、デバイス数はミラースライスの総数となります。
ミラースライスの総数は、デバイス数にミラーグループを構成するディスクの数をかけたものになります。
4つのディレクトリは同じパーティション上に作成することが可能ですが、信頼性、更新時性能等を考慮して、別のパーティション上に用意することをお勧めします。
見積りの因子は、Storageサーバが複数ある場合にはすべてのStorageサーバでの数の総和とし、クラスタ運用を行う場合は、論理的なサーバだけでなく、物理的なサーバの数も考慮してください。
[ ]内、計算結果の小数点以下は切り上げてください。
算出した容量が65MBに満たない場合は、65MBを容量として採用してください。
算出した容量と準備したパーティションの空き容量が同じ場合、データベース作成後、dfコマンドなどで、ディレクトリの使用率(capacity)が100%になる場合がありますが、問題はありません。
将来的に、サーバ数やパーティション数が増える可能性がある場合には、算出した容量よりも大きな容量をあらかじめ指定してください。
管理対象のSafeDISKまたはPRIMECLUSTER Global Disk Servicesを利用している場合で、将来的にミラー数や、デバイス数が増える可能性がある場合も、算出した値よりも大きい値をあらかじめ指定してください。
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