ETERNUS SF AdvancedCopy Manager GUI使用手引書 13.2 -Microsoft(R) Windows(R) 2000/Microsoft(R) Windows Server(R) 2003-, -Solaris-, -HP-UX-, -Linux-, -AIX- |
目次
索引
![]() ![]() |
第1章 AdvancedCopy ManagerのWebクライアント | > 1.3 初期画面 |
デバイス情報の登録方法について説明します。
デバイス情報の登録方法として、以下の2通りがあります。
全デバイスの情報取得/反映
特定デバイスの情報取得/反映
この方法では、現在管理しているデバイス情報と検出したデバイス情報を比較して、登録、削除、更新を行うため、運用開始時だけでなく、デバイスの構成を変更した際にも使用します。
下記については、AdvancedCopy Managerでは管理対象外のため、デバイス情報の登録を行うことができません。
GPTディスク(HP-UXサーバの場合)
本操作は、AdvancedCopy Managerのコマンドのデバイス情報取得/反映コマンド(stgxfwcmsetdev)でも実施できます。
コマンドの詳細については、各OSに対応した『ETERNUS SF AdvancedCopy Manager 運用手引書』の「構成管理のコマンド」を参照してください。
サーバが管理している全デバイスの情報を取得し、内容を反映します。
新規にデバイス情報を登録する場合は、この方法で行います。
[全デバイスの情報取得/反映]画面は以下の操作で表示できます。
サーバ一覧画面上でデバイス情報を登録するサーバを選択し、マウスの右ボタンをクリックして表示されるポップアップメニューから[全デバイスの情報取得/反映...]を選択
または
サーバ一覧画面上でデバイス情報を登録するサーバを選択し、[操作]メニューから[全デバイスの情報取得/反映...]を選択
この操作は、選択したStorageサーバに定義されているデバイスの総数に比例した時間がかかります。デバイス数が多い場合はCPU負荷やI/O負荷の低い状態で実施してください。
目安として、負荷のない状態で、1デバイス(パーティション)あたり約0.5秒かかりますので、参考としてください。
[OK]ボタンをクリックすると、選択したサーバの全デバイスの情報を取得します。
Linuxの場合は、udevで生成されたデバイス名が表示されますが、情報取得モード設定コマンド(stgxfwcmsetmode)を使用することで、通常のデバイス名に表示を切り替えることができます。
なお、取得したデバイスの情報が現在管理しているデバイスの情報と同じであった場合には、以下のダイアログが表示されます。
デバイス情報の取得中に処理を中止したい場合は、[キャンセル]ボタンをクリックします。
[OK]ボタンをクリックし、デバイス情報の取得中止処理が正常に行われると、以下のダイアログが表示されます。
取得したデバイス情報に対して、新規に検出されたデバイスの追加指示や、現在管理対象となっているが今回検出されなかったデバイスの削除指示を行います。
ここでは、新規に検出されたデバイスの追加指示をした場合の画面例を挙げます。
[OK]ボタンをクリックすると、以下のダイアログが表示される場合があります。
表示されたデバイスを構成するパーティションが存在するETERNUS/GR筐体で設定不備の可能性があります。処理を続行しても構わない場合は、[OK]ボタンをクリックしてください。(例:アドバンスト・コピーをサポートしているが、設定を行わない筐体上のデバイスの情報を管理する場合。[筐体間ミラーボリュームの片方の筐体でアドバンスト・コピーを使用しない場合も含む。])
[キャンセル]ボタンをクリックした場合は、4へ戻ります。
アドバンスト・コピーライセンスまたはキャッシュテーブルサイズの設定が正しく行われているか、またはサイズが不足していないか確認してください。
4または5のダイアログで[OK]ボタンをクリックすると、以下のダイアログが表示される場合があります。
表示されたデバイスを構成するパーティションが存在するETERNUS/GR筐体のLUNスライスを他のデバイスと共用している場合は、[OK]ボタンをクリックしてください。(例:バックアップサーバ運用時)
[キャンセル]ボタンをクリックした場合は、4へ戻ります。
同一物理サーバ上で動作する複数の論理サーバを管理している場合に、誤ってデバイスを二重登録しようとしていないか注意してください。
以下の場合、指示したデバイス内容が反映されます。
5または6のダイアログが表示されなかった
または
6のダイアログで[OK]ボタンをクリックした
また、デバイスの情報が変更されていると検出されたデバイスの情報は更新されます。
5のダイアログで[OK]ボタンをクリックした場合は、処理されたデバイスに設定不備の可能性があるため、デバイス一覧画面で表示されるデバイス名の背景が灰色になります。
デバイスの内容を反映する際にエラーが発生した場合、デバイス一覧画面のデバイス名の項目が赤色または黄色で表示されます。それぞれの色は以下の状態を表しています。
赤色
現在管理しているが今回検出されなかったため削除しようとしましたが、エラーとなり削除できませんでした。
黄色
現在管理している情報と今回取得した情報が異なっていたため内容を更新しようとしましたが、エラーとなり更新できませんでした。
上記の場合は、直前に出力されたエラーダイアログに表示されたエラーメッセージを参照し、当該メッセージに対応した対処方法を実施した後、再度、デバイス情報の取得処理を実行してください。
特定のデバイスの情報を取得し、内容を反映します。
既に登録されているデバイスの情報を現在の状態に更新する場合は、この方法で行います。
[特定デバイスの情報取得/反映]画面は以下の操作で表示できます。
デバイス一覧画面上で取得/反映を行うデバイスを選択し、マウスの右ボタンをクリックして表示されるポップアップメニューから[特定デバイスの情報取得/反映...]を選択
または
デバイス一覧画面上で取得/反映を行うデバイスを選択し、[操作]メニューから[特定デバイスの情報取得/反映...]を選択
[OK]ボタンをクリックすると、以下の画面が表示され、選択したデバイスの情報を取得します。
なお、取得したデバイスの情報が現在管理しているデバイスの情報と同じであった場合には、以下のダイアログが表示されます。
[OK]ボタンをクリックすると、取得したデバイス情報が反映されます。
目次
索引
![]() ![]() |