Systemwalker Operation Manager リファレンスマニュアル - UNIX/Windows(R)共通 -
目次 索引 前ページ次ページ

第5章 ジョブスケジューラコマンド(印刷用)

5.28 jobschprintcsv -lコマンド

■記述形式

jobschprintcsv -l YYYY MM [-title] [-sys サブシステム番号]  (注)

注)
“[-sys サブシステム番号]”はSystemwalker Operation Manager EEのオプションです。

■機能説明

ジョブネットの運用予定一覧を、CSV形式で標準出力に出力します。

出力結果をファイルに保存すると、ジョブネットの運用予定一覧を表計算ソフトで管理することができます。(注)

表計算ソフトに取り込む前に、出力結果を表計算ソフトがサポートする文字コードに変換しておく必要があります。

■オプション

◆-l

コマンドの実行ユーザが参照できるジョブネットについて、指定した年月の運用予定一覧を出力します。

YYYY

西暦を4桁の数字で指定します。

MM

出力したい日の月を2桁以内の数字で指定します。

◆-title

指定した場合、1行目にタイトル行が出力されます。

[EE/GEE]
◆-sys サブシステム番号

複数サブシステム運用をしているシステムで、操作対象のサブシステムを指定するためのオプションです。操作対象とするサブシステム番号を、0から9の範囲で指定します。このオプションを省略した場合、サブシステム番号0が操作対象となります。

■コマンド格納場所

Windows

Systemwalker Operation Managerインストール先ディレクトリ\MpWalker.JM\bin

Solaris
HP-UX
AIX
Linux
Linux for Itanium

/usr/bin

■出力項目の説明

出力項目について説明します。

数字は日付を表します。“*”が付いている日はジョブネットの起動日です。

◆Host Name

本コマンドを実行したサーバのホスト名です。

◆Sub System

操作対象のジョブスケジューラに対応するサブシステム番号です。

◆Project Name

ジョブネットが登録されているプロジェクト名です。

◆Year/Month

-lオプションで指定された日付です。

◆Job Net

ジョブスケジューラに登録されているジョブネット名です。

◆Job Net Comment

ジョブスケジューラに登録されているジョブネット名称です。

■出力例

コマンドの出力結果の例を以下に示します。

Host Name,Sub System,Project Name,Year/Month,Job Net,Job Net Comment,1,2,3,4,5,6,7,8,9,
10,11,12,13,14,15,16,17,18,19,20,21,22,23,24,25,26,27,28,29,30,31
host1,3,営業,2001/3,hanbai,販売管理,,,,*,,,,,,,,*,,,,,,,*,,,,,,,*,,,,,
host1,3,営業,2001/3,kokyaku,顧客売上管理,,,*,,,,,,,,,*,,,,,,,*,,,,,,,*,,,,,
host1,3,営業,2001/3,eigyou,営業週報作成,*,,,,,,,*,,,,,,,*,,,,,,,,*,,,,,,*,,

上記のファイルを表計算ソフトで表示すると、以下のように表示されます。


目次 索引 前ページ次ページ

All Rights Reserved, Copyright (C) 富士通株式会社 1995-2007