Systemwalker Operation Manager リファレンスマニュアル - UNIX/Windows(R)共通 -
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第5章 ジョブスケジューラコマンド(印刷用)

5.27 jobschprintcsv -gコマンド

■記述形式

jobschprintcsv -g YYYY MM DD [-title] [-sys サブシステム番号]  (注)

注)
“[-sys サブシステム番号]”はSystemwalker Operation Manager EEのオプションです。

■機能概要

ジョブネットの実行結果の履歴情報を、CSV形式で標準出力に出力します。

出力結果をファイルに保存すると、ジョブネットの実行結果の履歴情報を表計算ソフトで管理することができます。(注)

表計算ソフトに取り込む前に、出力結果を表計算ソフトがサポートする文字コードに変換しておく必要があります。

■オプション

◆-g

コマンドの実行ユーザが参照できるジョブネットについて履歴情報を出力します。

YYYY

西暦を4桁の数字で指定します。

MM

出力したい日の月を2桁以内の数字で指定します。

DD

出力したい日を2桁以内の数字で指定します。

◆-title

指定した場合、1行目にタイトル行が出力されます。

[EE/GEE]
◆-sys サブシステム番号

複数サブシステム運用をしているシステムで、操作対象のサブシステムを指定するためのオプションです。操作対象とするサブシステム番号を、0から9の範囲で指定します。このオプションを省略した場合、サブシステム番号0が操作対象となります。

■コマンド格納場所

Windows

Systemwalker Operation Managerインストール先ディレクトリ\MpWalker.JM\bin

Solaris
HP-UX
AIX
Linux
Linux for Itanium

/usr/bin

■出力項目の説明

出力項目について説明します。

◆Host Name

本コマンドを実行したサーバのホスト名です。

◆Sub System

操作対象のジョブスケジューラに対応するサブシステム番号です。

◆Project Name

ジョブネットが登録されているプロジェクト名です。

◆Job Net

ジョブスケジューラに登録されているジョブネット名です。

◆Job Net Comment

ジョブスケジューラに登録されているジョブネット名称です。

◆Status

ジョブネットの状態です。

以下に示した8種類の状態から選択表示されます。

Normal:
正常終了
Pseudo:
疑似正常
Abend:
異常終了(終了コード:正常終了コード上限値+1〜255)
Forced:
強制終了(終了コード:256)
Execute:
実行中
E_Cancel:
実行拒否
Closed:
実行中断(終了コード:239)
Skipped:
スキップ

◆Start Time

ジョブネットが起動した時刻です。“西暦/月/日 時:分:秒”の形式で表示します。

◆End Time

ジョブネットが終了した時刻です。“西暦/月/日 時:分:秒”の形式で表示します。

◆End Code

ジョブネットの終了コードです。

■注意事項

■出力例

コマンドの出力結果の例を以下に示します。

Host Name,Sub System,Project Name,Job Net,Job Net Comment,Status,Start Time,End Time,End Code
host1,3,総務,kyuuyo,給与・賞与計算,Normal,2001/03/01 10:00:01,2001/03/01 11:33:32,0
host1,3,営業,backup,バックアップ業務,Normal,2001/03/01 10:30:01,2001/03/01 11:49:26,0     
host1,3,営業,uriage,売上データ管理,Normal,2001/03/01 12:48:42,2001/03/01 12:50:56,0
host1,3,営業,kanri,顧客管理,Abend,2001/03/01 13:32:45,2001/03/01 13:42:37,2
host1,3,総務,data,出納データ管理,Forced,2001/03/01 16:27:21,2001/03/01 16:31:21,256
host1,3,総務,data,出納データ管理,Execute,2001/03/01 16:44:30,,


上記のファイルを表計算ソフトで表示すると、以下のように表示されます。


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