Systemwalker Operation Manager リファレンスマニュアル - UNIX/Windows(R)共通 - |
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第4章 ジョブスケジューラコマンド |
(1)終端情報を元にファイルを解析する場合:
jobschchecklog -f filename -e regexp [-k key] [-s] [-v] [-z] |
(2)終端情報を削除する場合:
jobschchecklog -h -f filename [-k key] [-sys サブシステム番号] |
(3)終端情報を扱わずファイル全体を解析する場合:
jobschchecklog -a -f filename -e regexp [-s] [-v] [-z] |
テキスト形式のファイルを1行ずつ解析し、正規表現が含まれるかどうか調べます。
オプションによって、解析を開始する位置をファイルの先頭にするか、前回の解析の直後にするかを指定することができます。
解析の終端は、ファイル名をユーザ名とキーを元にして終端情報として内部的に保存します。この終端情報は、オプションによって削除することができます。
ファイルに2048バイトを超える行が含まれている場合、2049バイト以降は無視します。
サーバが動作していないときは使用できません。
ファイル全体を解析します。
指定した正規表現を解析に使用します。特殊文字として^$.*+?[]|()が使用できます。
指定したファイルを解析の対象にします。
終端情報を削除します。次回の解析はfilenameの先頭から行います。
指定したキーを終端情報の保存に使用します。指定しなかった場合はfilenameをキーとします。
ファイルが存在しなかった場合に、正規表現が見つからなかった場合と同じ復帰値を返します。
正規表現を含む行をすべて標準出力に出力します。
正規表現が見つかった場合と見つからなかった場合の復帰値を逆にします。
複数サブシステム運用をしているシステムで、操作対象のサブシステムを指定するためのオプションです。操作対象とするサブシステム番号を、0から9の範囲で指定します。このオプションを省略した場合、サブシステム番号0が操作対象となります。
記述形式(1)、(3)の場合に、-zを指定しなかったときは正規表現が見つかったことを示します。-zを指定したときは正規表現が見つからなかったことを示します。また、記述形式(2)の場合、処理が正常に終了したことを示します。
記述形式(1)、(3)の場合に、-zを指定しなかったときは正規表現が見つからなかったことを示します。-zを指定したときは正規表現が見つかったことを示します。
記述形式(1)、(3)の場合に、ファイルが見つからなかったことを示します。-sを指定した場合は、この復帰値を返すことはありません。
記述形式(1)、(3)の場合に、正規表現が不適切であることを示します。“[”と“]”の対応が取れていないときなどにこの復帰値を返します。
記述形式(1)、(3)の場合に、ファイルの読み込みに失敗したことを示します。アクセス権がなかったり、普通のファイルでなかったりした場合にこの復帰値を返します。
オプションの指定に誤りがあることを示します。使用できないオプションを指定したり、オプションの組合せが不適切な場合にこの復帰値を返します。
システムまたはユーザの環境に関するエラーが発生したことを示します。
Systemwalker Operation Managerの環境に関する内部エラーが発生したことを示します。
終端情報の保存に関する内部エラーが発生したことを示します。
その他の内部エラーが発生したことを示します。
Windows |
Systemwalker Operation Managerインストール先ディレクトリ\MpWalker.JM\bin |
Solaris |
/opt/FJSVJOBSC/bin |
HP-UX |
/opt/FHPJOBSCH/bin |
AIX |
/usr/FAIXJOBSC/bin |
Linux/Linux for Itanium |
/opt/FJSVJOBSC/bin |
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