Systemwalker Operation Manager リファレンスマニュアル - UNIX/Windows(R)共通 -
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第4章 ジョブスケジューラコマンド

4.19 jobschchecktimeコマンド

■記述形式

jobschchecktime -wt waittime [-lt maxwaittime] [-sys サブシステム番号]

注)
“[-sys サブシステム番号]”はSystemwalker Operation Manager EEのオプションです。

■機能説明

オプションで指定した待ち合わせ時刻が来るまで待ちます。すでに待ち合わせ時刻を過ぎていた場合は、すぐに終了します。

オプションで最大待ち合わせ時刻を指定していた場合は、その時刻の前後で復帰値が変わります。

待ち合わせ時刻および最大待ち合わせ時刻は、日変わり時刻を考慮した時刻です。

サーバが動作していないときは使用できません。

■オプション

◆-wt waittime:

この時刻を待ち合わせ時刻にします。時と分を2桁ずつ指定します。0000から2359までの値が指定できます。日変わり時刻を考慮します。例えば、日変わり時刻が10時の場合は0900という指定は翌日の9時を表します。

◆-lt maxwaiting:

この時刻を最大待ち合わせ時刻にします。時と分を2桁ずつ指定します。0000から2359までの値が指定できます。日変わり時刻を考慮します。例えば、日変わり時刻が10時の場合は0930という指定は翌日の9時30分を表します。待ち合わせ時刻より早くなるように指定した場合はエラーになります。

[EE/GEE]
◆-sys サブシステム番号

複数サブシステム運用をしているシステムで、操作対象のサブシステムを指定するためのオプションです。操作対象とするサブシステム番号を、0から9の範囲で指定します。このオプションを省略した場合、サブシステム番号0が操作対象となります。

■復帰値

0:
以下のいずれかであったことを示します。
1:
最大待ち合わせ時刻以降に起動されたことを示します。
21:
オプションの指定に誤りがあることを示します。使用できないオプションを指定したり、オプションの値や組合せが不適切な場合にこの復帰値を返します。
22:
システムまたはユーザの環境に関するエラーが発生したことを示します。
31:
Systemwalker Operation Managerの環境に関する内部エラーが発生したことを示します。
35:
その他の内部エラーが発生したことを示します。

■コマンド格納場所

Windows

Systemwalker Operation Managerインストール先ディレクトリ\MpWalker.JM\bin

Solaris

/opt/FJSVJOBSC/bin

HP-UX

/opt/FHPJOBSCH/bin

AIX

/usr/FAIXJOBSC/bin

Linux/Linux for Itanium

/opt/FJSVJOBSC/bin


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