Systemwalker Operation Manager リファレンスマニュアル - UNIX/Windows(R)共通 -
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第4章 ジョブスケジューラコマンド

4.11 jobschcontrolコマンド

■記述形式

jobschcontrol [プロジェクト名/]ジョブネット名 control      
        [rerun用オプション] [-sys サブシステム番号] (注)


注)
“ [-sys サブシステム番号]”はSystemwalker Operation Manager EEのオプションです。

■機能説明

ジョブネットを制御(強制終了/起動/再起動/停止/停止解除/無効/無効解除/確認/終了取消/持越解除)します。

■オプション

◆プロジェクト名

ジョブネット情報の格納先のプロジェクト名を指定します。jobschcontrolコマンドの実行ユーザが操作できるプロジェクトのうちジョブネットが登録されているプロジェクトが1つしかない場合は、省略できます。

◆ジョブネット名

制御の対象となるジョブネット名を指定します。

control

以下に示す10の制御項目のうちどれか1つを指定します。

cancel

ジョブネットを強制終了します。

start

ジョブネットを起動します。

rerun

前回、異常終了した、強制終了させた、または確認済にしたジョブネットを再起動します。

pause

ジョブネットを停止中の状態にします。

continue

ジョブネットを“停止”を行う前の状態にします。

disable

ジョブネットを無効状態にします。

enable

ジョブネットを“無効”を行う前の状態にします。

cope

異常終了したジョブネットを確認済状態にします。

[ジョブスケジューラ起動パラメタの定義]ウィンドウ−[利用機能1]シートの[スケジュールオプション]で、[強制終了を確認操作の対象とする]を指定した場合には、強制終了も制御の対象とします。

reinstate

ジョブネットの終了取消を行います。

revoke

ジョブネットの持越解除を行います。

◆rerun用オプション

controlでrerunを指定した場合のみ、以下に示す2つの制御項目が指定できます。rerun用オプションを省略した場合は、異常終了したジョブから再起動します。異常終了したジョブより前のジョブに再起動ポイントが設定されている場合には、そのジョブから起動します。

next

異常終了したジョブに対して、“次の再起動のみ無効”を設定してからジョブネットを再起動します(異常終了したジョブを飛ばして、次のジョブから起動します)。強制終了したジョブについても、異常終了したジョブと同様に扱います。

top

先頭ジョブからジョブネットを再起動します。

[EE/GEE]
◆-sys サブシステム番号

複数サブシステム運用をしているシステムで、操作対象のサブシステムを指定するためのオプションです。操作対象とするサブシステム番号を、0から9の範囲で指定します。このオプションを省略した場合、サブシステム番号0が操作対象となります。

■コマンド格納場所

Windows

Systemwalker Operation Managerインストール先ディレクトリ\MpWalker.JM\bin

Solaris
HP-UX
AIX
Linux
Linux for Itanium

/usr/bin

■注意事項


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