Symfoware Server アプリケーション開発ガイド(JDBCドライバ編) - FUJITSU - |
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第5章 アプリケーションのコンパイルおよび実行 | > 5.2 ネーミングサービスとJDBCデータソース登録ツール | > 5.2.1 ネーミングサービスの起動 |
JDBCドライバをインストールしたマシンで以下のjavaコマンドを実行し、ネーミングサービスを起動します。
java com.fujitsu.symfoware.jdbc2.naming.SYMNameService [<port_no>]
ネーミングサービスの使用するポート番号を指定します。
省略した場合、10326になります。
10326がすでに使用されている場合、未使用のポート番号を指定して、ネーミングサービスを起動してください。
ポート番号は、5001〜65535の範囲内で指定してください。
ポート番号が52000の場合
java com.fujitsu.symfoware.jdbc2.naming.SYMNameService 52000
SolarisまたはLinuxでネーミングサービスを起動する場合には、環境変数(CLASSPATH)の設定が必要となります。
環境変数の設定方法については、“Solaris(TM)の場合”または“Linuxの場合”を参照してください。
ネーミングサービスをBシェルで起動した場合、ネーミングサービス起動後にexitコマンドでログアウトしてください。
ネーミングサービスは、アプリケーションを実行している間サービスとして運用を続ける必要があります。
そのため、SolarisマシンまたはLinuxマシンではコマンドの最後に“&”を付けて、マシンの起動と同時にバックグラウンドで実行するように設定することを推奨します。
ネーミングサービスの停止方法は、起動方法によって異なります。
Ctrlキー + Cを押してください。
fgコマンドを実行し、バックグラウンドで動いているジョブをフォアグランドに戻します。
その後、Ctrlキー + Cで停止してください。
記述例を以下に示します。
fg 1 |
killコマンドで、ネーミングサービスのプロセスを終了させてください。
記述例を以下に示します。
kill -9 プロセスID |
以下のコマンドを実行することで、ネーミングサービスのプロセスIDを調べることができます。
ps -ef | grep fujitsu.symfoware. |
ネーミングサービスが停止した状態でネーミングサービスを使用すると、以下のエラーメッセージが出力されます。アプリケーション実行時に以下のエラーメッセージが出力された場合、ネーミングサービスの状態を確認し、ネーミングサービスを再起動してください。
javax.naming.CommunicationException:SYMNameServer isn't being started. |
Webサーバのポート番号を有効にします。
以下のいずれかのサービスパックが適用済みで、Windowsファイアウォール機能が有効になっている場合は、Webサーバのポート番号を有効にしてください。
Microsoft(R) Windows(R) XP Service Pack 2
Microsoft(R) Windows Server(R) 2003 Service Pack1
Windowsファイアウォール機能が有効になっている場合は、Webサーバのポート番号を有効にしてください。
ポート番号を有効にするには、以下の手順で行ってください。
[スタート]メニューの[コントロールパネル]をクリックします。
[Windowsファイアウォール]アイコンをクリックします。
Windows Vista(TM)の場合、ユーザアカウントコントロールのダイアログが表示されますので、[続行]ボタンをクリックしてください。
[例外]タブの[ポートの追加]ボタンをクリックします。
[ポートの追加]画面で、以下の項目を設定します。
[名前]テキストボックスにSymfoware JDBC Naming Serviceを指定します。
[ポート番号]テキストボックスに、ネーミングサービスで使用しているポート番号を指定します。ネーミングサービスのポート番号の初期値は、10326です。
[TCP]ラジオボタンを選択します。
[ポートの追加]画面の[OK]をクリックします。
[例外]タブの[プログラムおよびサービス]リストボックスで、4.で指定した内容が有効になっていることを確認します。
[Windowsファイアウォール]画面の[OK]をクリックします。
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