Symfoware Server アプリケーション開発ガイド(JDBCドライバ編) - FUJITSU - |
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第5章 アプリケーションのコンパイルおよび実行 | > 5.2 ネーミングサービスとJDBCデータソース登録ツール |
JNDIはJava Naming and Directory Interfaceの略です。
JNDIは、一般に「ネーミングサービス」や「ディレクトリサービス」と言われる名前検索により情報を取り出すサービスへ、Javaプログラムからアクセスする手段を提供します。
JDBC 2.0で導入されたJDBCデータソースはJNDIと組み合わせて使用することにより、アプリケーションの自由度を高めています。
JNDI APIは、「ネーミングサービス」や「ディレクトリサービス」にJavaプログラムからアクセスするための共通APIです。実際に「ネーミングサービス」や「ディレクトリサービス」へ対する処理は、JNDIサービスプロバイダと呼ばれるライブラリに実装されます。アプリケーションは使用するJNDIサービスプロバイダを切り替えるだけで、別のサービスにアクセスすることができます。
JDBCドライバでは、JDBCデータソースのためのネーミングサービスとJNDIサービスプロバイダ、およびJDBCデータソース登録ツールを提供しています。
ネーミングサービスはJDBCデータソースを登録および管理します。
JDBCアプリケーションは、登録されたJDBCデータソースを、JNDIを使用して取得し、利用します。
JDBCデータソースを使用する場合、事前にネーミングサービスを起動しておく必要があります。
ネーミングサービスの起動には、以下の2種類の方法があります。
Windows(R)サービス機能を利用したネーミングサービスの起動
Javaコマンドを使用したネーミングサービスの起動
ネーミングサービスは、同時に2つ以上起動しないでください。
処理のタイミングにより、ネーミングサービスで管理している情報に矛盾が発生し、JDBCデータソースの登録情報が壊れる可能性があります。
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