Symfoware Server アプリケーション開発ガイド(JDBCドライバ編) - FUJITSU -
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第5章 アプリケーションのコンパイルおよび実行> 5.2 ネーミングサービスとJDBCデータソース登録ツール

5.2.2 JDBCデータソース登録ツールの起動

JDBCデータソース登録ツールは、ネーミングサービスにJDBCデータソースを登録します。

JDBCデータソース登録ツールを使用するには、事前にネーミングサービスを起動しておく必要があります。

■起動方

ネーミングサービスが起動されているマシンで以下のjavaコマンドを実行し、JDBCデータソース登録ツールを起動します。

◆【記述形式】

java com.fujitsu.symfoware.jdbc2.tool.FJJdbcTool [<host>] [<port_no>]

<host>

<port_no>

◆【記述例】

ポート番号が52000の場合
java com.fujitsu.symfoware.jdbc2.tool.FJJdbcTool 52000

■注意事項

◆データソース登録ツールの起動につい

JDBCデータソース登録ツールは、同時に2つ以上起動しないでください。

処理のタイミングにより、ネーミングサービスで管理している情報に矛盾が発生し、JDBCデータソースの登録情報が壊れる可能性があります。

◆Solaris(TM)でのデータソース登録ツールの起動につい

Solaris上でデータソース登録ツールを起動させるには、OSに標準で組み込まれているXサーバ上の共通デスクトップ(CDE)環境またはWindows(R)上で動作するPC Xサーバが必要です。

PC Xサーバ製品としては、FUJITSU PC-X V20L32を推奨します。

◆Linuxでのデータソース登録ツールの起動につい

Linux上でデータソース登録ツールを起動させるには、OSに標準で組み込まれているXサーバ上のGNOME、KDE環境が必要です。

環境によっては、データソース登録ツール起動時に以下のようなメッセージが表示されます。しかし、データソース登録の動作には影響がありません。

Font specified in font.properties not found
[-wadalab-mincho-medium-r-normal--*-%d-*-*-c-*-jisx0201.1976-0]

SolarisまたはLinuxでデータソース登録ツールを起動する場合には、環境変数(CLASSPATH)の設定が必要となります。
環境変数の設定方法については、“Solaris(TM)の場合”または“Linuxの場合”を参照してください。

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