PowerSORT V5.0 使用手引書
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第1章 リリース情報

1.1 追加機能の概要

以前のバージョン・レベルより追加された機能を説明します。
なお、V/Lは機能追加が行われたバージョン・レベルです。

項番

V/L

機能名

内容

マニュアルの記載場所

1

V4.0L10

全般

Unicodeロケール、Unicodeのデータ形式をサポートしました。

データ形式
Unicode

2

V4.0L10

全般

ソート機能時の入力データ量の制限(40GB)を解除しました。

3

V4.0L10

レコード集約機能

オーバフローが発生した場合のレコード集約機能の動作を指定できるようになりました。

スタートアップファイル
BSORT_SUMOVERCONT

4

V4.0L10

レコード集約機能

符号を表現できるデータ形式において、集約結果が "0" となった場合の符号を "+0" としました(以前の符号は "不定" )。

5

V4.0L10

アーギュメントファイル機能

アーギュメントファイルと他のオプションとの同時指定が可能となりました。

bsortコマンドオプション
アーギュメントファイルオプション(-a)
bsortexコマンドオプション
アーギュメントファイルオプション(-a)

6

V5.0L10

照合順序変更機能

照合順序を変更する機能をサポートしました。

bsortコマンドオプション
照合順序変更オプション(-x)
bsortexコマンドオプション
colseqオペランド
BSORT関数で使用する構造体
BSCOL構造体

7

V5.0L10

レコード再編成機能

指定した位置からレコードの終端までを再編成することが可能となりました。

bsortコマンドオプション
再編成フィールドオプション(-e)
bsortexコマンドオプション
reconstオペランド
BSORT関数で使用する構造体
BSRCON構造体

8

V5.0L10

レコード集約機能

テキストファイルの処理において、集約フィールドの出力形式(0詰めや符号の有無など)を統一できるようになりました。

bsortコマンドオプション
集約フィールドオプション(-g)
bsortexコマンドオプション
fieldオペランド
BSORT関数で使用する構造体
BSSUM構造体

9

V5.0L10

入出力ファイルシステム指定

bsortコマンド、およびBSORT関数で入出力ファイルシステムを指定する場合、富士通COBOLファイルシステムを直接指定できるようになりました。この機能追加により、スタートアップファイルにライブラリ名を指定することなく、富士通COBOLファイルを取り扱えるようになりました。

bsortコマンドオプション
入出力ファイルシステムオプション(-F)
BSORT関数で使用する構造体
BSFSYS構造体


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