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第4章 通信環境定義 | > 4.1 通信環境定義の概要 |
コミュニケーションサービスの通信環境定義について、以下の順に概要を説明します。
コミュニケーションサービスの定義文の詳細については、“4.4 コミュニケーションサービスの定義”を参照してください。
コミュニケーションサービスの通信環境定義を通信パス定義と呼びます。
通信パス定義は、通信パス定義ファイルと呼ぶテキストファイルに記述し、以下のディレクトリに格納します。
通信パス定義ファイルの名前は、先頭が“cmsv"で始まり、最後が".def"で終わる半角64文字以内のファイル名を付けます。
コミュニケーションサービスは、通信パス定義ファイル単位にプロセスが生成されます。このことを利用し、性能や耐障害性を考慮した通信パス定義を作成することをお勧めします。なお、同時に稼動可能なコミュニケーションサービスの最大数は100です。
図 4.3にコミュニケーションサービスの通信パス定義ファイルの構成を示します。
通信パス定義情報として設定する項目を表 4.2に示します。
設定項目 |
内容 |
cmsv pathfile |
識別子 |
version |
定義ファイルの版数 |
processname |
プロセス名 |
pathdef |
通信パス情報種別 |
hlu |
ホストLU名(EONF通信ドライバで定義されている自通信資源定義文名(vlu名))またはホストグループLU名 |
wlu |
端末LU名(VCP/Hで定義されているLU名)または端末グループLU名 |
grp |
グループLU名 |
コミュニケーションサービスの通信環境定義内における参照関係について説明します。
コミュニケーションサービスの通信環境定義において、ホストLUと端末LUを1対1に関連付ける場合、各項目間の参照関係はありません。
この場合の定義方法を図 4.4に示します。
LUのグループ化とは、ホストLU名または端末LU名のかわりに、複数のホストLUまたは端末LUをまとめるものです。
この運用を行う場合、ホストLU名または端末LU名にグループLU名を指定します。LUのグループ化による運用を行う場合の定義方法を図 4.5に示します。
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