NETSTAGE/Ft説明書 |
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第4章 通信環境定義 | > 4.1 通信環境定義の概要 |
EONF通信ドライバの通信環境定義について、以下の順に概要を説明します。
EONF通信ドライバの定義文の詳細については、“4.3 EONF通信ドライバの定義”を参照してください。
EONF通信ドライバの通信環境定義は、それぞれ専用のテキストファイルに記述し、以下のディレクトリに格納します。
EONF通信ドライバの定義ファイルには以下のものがあり、各通信環境定義を定義します。
図 4.1にEONF通信ドライバの通信環境定義ファイルの構成を示します。
EONF通信ドライバの各定義文は、それぞれ専用の定義ファイルに定義し、定義ファイル内に最低一つの定義文を記述します。定義しない場合は、定義ファイルを作成する必要はありません。
各定義ファイルに定義可能な定義文数の上限値が定められています。表 4.1に通信環境定義の定義文数の上限値を示します。
定義文の名前 |
定義ファイル名 |
定義ファイル作成の必要性 |
定義文数上限値 |
自ホストシステム定義文 |
shost |
必須 |
32 |
自通信資源定義文 |
vlu |
必須 |
1024 |
FNAプロトコル情報定義文 |
rrcinf |
任意 |
100 |
プロセスグループ定義文 |
procgr |
必須 |
10 |
相手ホストシステム定義文 |
dhost |
必須 |
320 |
相手通信資源定義文 |
enrsc |
必須 |
3000 |
システムパラメタ定義文 |
sysparm |
任意 |
1 |
EONF通信ドライバの各定義文の説明を以下に示します。
自ホストシステム定義文は、自ホストシステムであるNETSTAGE/Ftの情報を定義します。
自通信資源定義文は、自ホストシステムであるNETSTAGE/Ftの通信資源情報を定義します。
FNAプロトコル情報定義文は、FNAプロトコルの以下の情報を定義します。
プロセスグループ定義文は、同一プロセスで動作させる自通信資源をグルーピングするプロセスグループを定義します。
相手ホストシステム定義文は、相手ホストシステムであるグローバルサーバの以下の情報を定義します。
相手通信資源定義文は、相手ホストシステムであるグローバルサーバの通信資源の以下の情報を定義します。
システムパラメタ定義文は、EONF通信ドライバのシステムに関するチューニング情報を定義します。
EONF通信ドライバの通信環境定義内における参照関係について説明します。
EONF通信ドライバの各定義文は、定義文の配置ではなく名前による参照関係をもちます。
図 4.2にEONF通信ドライバの定義文の参照関係を示します。
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