PowerReplication ユーザーズガイド V3.0 - Microsoft(R) Windows(R) 2000, Microsoft(R) Windows Server(TM) 2003 -
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第4章 運用

4.3 運用状態を監視する

PowerReplicationの環境構築の誤り、運用設計の誤り、および例外的な操作によってレプリケーションサービスの動作に影響を与えることがあります。特にPowerReplicationの環境を新規構築、追加、変更、または運用の変更などが発生した直後に、問題が発生する可能性が高くなります。
レプリケーションの運用は、以下の状態を確認してください。

[表4.3.1 運用状態の監視]

監視方法

調査項目

問題発生の予兆を検知する方法

  • 更新情報ファイルの使用量を確認する
  • 同期処理に要する時間を確認する
  • スケジュール実行の状態を確認する
  • 更新情報の取得状態を確認する

問題発生を確認する方法

  • エラーの発生を確認する
  • 競合の発生を確認する

上記の状態は、以下を使用して確認できます。

レプリケーションマネージャの詳細は、"6.1 レプリケーションマネージャ"を参照してください。
コマンドの詳細は、"第7章 コマンドリファレンス"を参照してください。
詳細メッセージ情報ファイルの詳細は、"付録F 詳細メッセージ情報ファイルの出力形式"を参照してください。
イベントビューア(アプリケーションログ)の確認方法は、"5.1.1 エラーが通知された場合"を参照してください。


運用状態の監視に使用するレプリケーションマネージャやコマンドは、頻繁に実行すると、同期実行の性能が低下しますので、頻繁に実行しないでください。


下へ4.3.1 問題発生の予兆を検知する
下へ4.3.2 問題発生を確認する

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